環境に対する関心の高まりからHV(ハイブリッド)カーがブレイクしている最中なのだが、燃費がいいHVに対してガソリンを全く使わないEVは、充電体勢さえしっかり整備すれば十分な実用性を持っているとされ、大手日産の参入によって、長年ガソリンに依存してきた自動車にとって大きな変革期を迎えていることになる。
まだ航続距離は200キロとガソリン車には及ばないまでも、燃料代というかランにかかるコストは大幅に削減されるようで、しっかりメリットデメリットを考えて使えば、その恩恵は未知数であるのではないだろうか。

例えば私の生活を考えれば、普段は数キロの事務所と社宅の往復で、ついてしまえば数時間動かさないので充電には充分な時間があるし、大阪の家に帰ったとしても70キロくらいなので充分賄える距離である。
大阪から高知の実家に帰ることを考えれば、300キロ弱あるので一気には無理であろうが、最短30分ほどで充電できるというらしいから、途中のコーヒーブレイクで充電すれば余裕で帰ることが出来る事となる。
大渋滞に捕まったり、真夏エアコンをフルに使ってどうなのか未知数な部分は多いものの、普及し始めれば性能は画期的に上がるのが最近の製品の常であり、10年も経てばガソリンで走っている車など、煙草を吸ってる人並みに珍しがられる時代が来るような気がする。
一方、最近オートバイの売り上げが、ピーク時に比べ数分の1程度にまで下がっている話も聞くのだが、自動車に比べて相当重量の軽いバイクであれば、単純計算すると自動車の数倍の航続距離の達成は容易であると思われるので、早期のうちにEVバイクも投入していただきたい。
・・・おの・・・