弘法大師ゆかりの地にある徳島県境に近い香川県まんのう町の山麓の温泉郷が、数日前突如大きく報道され、地元の人は動揺したのではないだろうか。

人口が2万人ほどで、タケノコ、茶、カリン、柿などが特産品だという静かそうな町なのだが、この町にある温泉郷のロッジで男女53人もが集まる大乱交パーティーが行われ、警察が80人体制で摘発に臨んで8人を公然わいせつ罪などで逮捕したという。

主催したのはフリーダムという乱交サークルのようであり、代表者は愛媛県松山市の39歳の会社員。

サークルは2年前に設立され、参加料が男性1万円、女性無料などとなっており、暴力団の関与も薬物の使用もないどころか乾杯もノーアルコールと徹底しており、マナーや衛生面にも細かに配慮されているということで、純粋に性的な行為を楽しむサークルであるようだ。

イメージ 1

摘発のきっかけは今年5月、県内の警察署に寄せられた
「宿泊施設で乱交パーティーが行われているようだ。」
という匿名の通報で、県警は四国で活動するこのサークルを割り出し、まんのう町で一斉摘発を行ったらしい。


不特定多数の公衆の面前であらわな姿をさらけ出したというのなら、一般的な嫌悪感や若年層への教育的配慮からしっかり取締りをお願いしたいところだが、同好者が集まって好きなことを建物の中で行っているだけなので、ここまでする必要があるのだろうかと感想は少々複雑だ。

この事件によって、この小さな街が乱交で有名になって、まんのう町が煩悩町なんて呼ばれてしまうなんていう風評被害だけは勘弁して欲しいところである。


 ・・・おの・・・