昨日、山口県に本社を置き中国や東海地方などで店舗展開するうどんチェーン「どん兵衛」に対して、どん兵衛のルーツともいえる日清食品が、名称の使用差し止めと約1億1000万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁であり、うどんチェーン側が社名を変更することなどを条件に和解したというニュースが流れた。

誰でも知ってるであろう日清のどん兵衛の販売は昭和51年というのだから私が中学校1年のころであるのに対して、うどんチェーンは20年前から社名と店名にどん兵衛を使い始めたというのだから、歴史的には圧倒的に日清のほうが古い上に知名度でも比べ物にならない。

そんな有名な名前を使ってうどんや蕎麦を提供するのだから、日清の店舗なのかと入る客も多いであろうし、日清側のブランドイメージのただ乗りだとする主張も納得のいくところだ。

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どん兵衛なんて全然一般的に広く普及している名前だとも思えないし、そちらはインスタントラーメンの商品で、こちらはインスタントではないうどんや蕎麦を提供しているのだから業種が違うといったところで、相当苦戦というか勝ち目も無さそうとの白旗なのであろう。

昔通っていたスナックに
 カルチェ
だとか
 ミッキーマウス
なんていう店もあったが、そんな店は店名でクレームを受けたとか裁判になったという話は聞かないので、多少有名な会社やブランドに乗っかっちゃったとしても、多少だったり所謂本物と間違う可能性がないのなら許されるのだろう。

チェーン店のどん兵衛の新しい店名が気になるところであるが、ニュースで一躍有名になったので、一ひねりして
 赤いたぬきか緑のきつね
なんていうのはいかがだろうか。


※画像は渋谷駅にある実際に日清食品が関係しているお店である。


 ・・・おの・・・