宝くじではなく、競輪で9億5千万円以上の配当金が今月21日に出たという。
とは言っても、レースごとに結果を予想する通常の車券ではなく、チャリロトと呼ばれる重勝式車券ということで、7レースの1着を全て当てて初めて配当を受け取ることが出来るのだが、2008年に約8000万円の的中が出て以来的中させる人はおらず、キャリーオーバーを繰り返し今回当選者が出たことで高配当につながっている。
今回の当選者は1名だけで、神奈川県平塚市にある競輪場の話なのだが、当選者は山口県在住の男性ということで、受け取って莫大な重さの現金をタクシーにでも積んでそのまま帰ったのかと思ったのだが、このチャリロトはパソコンや携帯のサイトからだけ購入が可能であり、的中者がこの競輪場に来ていたわけでも無さそうだ。

1口が200円で、1口だけが的中したということであるから、470万倍の豪快な倍率で配当を受け取ったことになる。
日本人の生涯賃金が2億とか3億とかいわれており、3人から5人の生涯賃金を1日で行われた7レースで手にしたわけで、喜びよりも大きな驚きと戸惑いを感じているのではなかろうか。
ちなみに1日3食吉野家の牛丼の並を食べ続けても2200年食べ続けることが出来たり、紙幣の重さだけで100キロ近くにもなる凄まじい金額である。
預金すればその銀行の経営が気になるだろうし、現金で身近に置いとけば盗難が心配だろうし、郵便局だと貯金できる金額が決まっているだろうから、これからの保管方法1つとってみても的中させたさせた幸せ者の苦労は我々庶民には思いもつかないようなものになるのだろう。
今頃はベンツのディーラーでコーヒーでも飲んでいるのだろうか。
・・・おの・・・