高知市の東隣に、高知県では2番目の人口を誇る南国市(なんこくし)があり、市の中心地は後免(ごめん)というところで、ここに市役所等行政施設や商業施設が集中しているほか、JR四国と土佐くろしお鉄道の駅である後免駅というのがある。

全特急列車が停車する高知県では非常にメジャーな駅なのだが、昨日の土曜日の午前10時過ぎに女性駅員が女性トイレで、高さが2.6メートルの天井にある約30センチ四方の穴の蓋(ふた)が開き、中に白っぽいシャツが見えるのを発見した。

通報で駆けつけた警察官が天井を覗いてみれば、天井裏の隙間でうつぶせになって、梁(はり)などに挟まって身動きできなくなっている男を発見し、消防署のレスキュー隊員と協力しモルタルの天井を切って約40分後に引き出したという。

イメージ 1

天井にいた男は南国市在住の自称警備員(49歳)であり、警察ではこの男がのぞき目的で天井にある点検口から侵入したとして、建造物侵入容疑で現行犯逮捕したのだが、逮捕時は酒に酔っており、調べに対して黙秘を続けているという。

高知県で2番目の人口といっても5万人程度の市であり、いい年をしてこんなことをやってしまって新聞にも載ってしまったことから、本人はともかく家族や親戚などはさぞかし恥ずかしいことだろう。

この駅のイメージキャラクターは、アンパンマンでおなじみの柳瀬たかしさんがデザインした
 ごめん えきお君
である。


 ・・・おの・・・