今回お世話になった上海の宿は
 華晶賓館
という、上海市の北東に位置するホテルで、口コミなどを見れば3流ホテルを印象付けるものが多く、それなりに覚悟してホテルにチェックインさせていただいた。

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市内の中心部からは外れているものの、近くにコンビニやスーパーマーケット、更には最終日にお世話になるファーストフードのお店があるほか、タクシーなら5分程度徒歩なら20分ほどのところに地下鉄の駅があるので、駅に着きさえすれば上海中何処へもフットワーク良く行くことが出来る。


最初に悪いところを列記すれば
 部屋もホテルも若干のくたびれを感じる。
 バスローブも浴衣も髭剃りもなく、出るお湯も若干ぬるめ。
 前の道が交通量がそこそこに多く、窓は二重サッシなのだがクラクションの音に何度と無く起こされる。
 使い捨てのスリッパが全然交換してもらえない。
 2階から5階くらいまでが飲み屋なのか、宿泊客以外のエレベーターの利用客が多い。
 2流ホテル以上で考えれば朝食は味も種類も最低限。
とかとなる。


逆に良いところを列記すれば
 値段の割には広いしバスタブもある(北京旅行の時は無かった。)。
 土日を問わずフロントで良心的なレートで両替できる。
 すぐ近くにスーパーもコンビにもファーストフードもあり、晩酌用のお酒からお土産も買うことが出来る。
 部屋の冷蔵庫の商品以外のスペースが多いので、買って来たドリンク類を冷やすことが出来る。
 エアコンの効きは抜群。
 3流ホテルだと考えれば味も量も充分な朝食。
とかであろう。


ハワイなどの日本人観光客が多い歴史のあるホテルと比べれば不満も多いのだが、中国語を勉強し始めて多くの先輩にひどいホテルの話は沢山聞いてきたので、風呂に入ってビールを飲んで安心して眠れる安全さや快適さや清潔さといった基本的な欲求は確実に捌いてくれるので、予算を考えれば充分だという印象だ。

とは言っても、標準的な日本人観光旅行者の標準的な欲求を考えれば、多少高くなってもデラックスプランをチョイスして、1流か2流レベルのホテルに泊まる方がいいに違いない。

ホテルへの評価とは関係ないものの正直今回の旅で最も不満を感じたのが、日本製のお酒を持っていってなかったので、晩酌に中国製のお酒しか登場しなかったことであろうか。


中国の酒も美味しいのは多いのだろうが、今回飲ませていただいたビールや様々なアルコールがどれも口に合わず、結局アサヒスーパードライ(中国で製造されたかなり高いビール)以外が私を満足させてくれない。

以前満足させていただいた青島ビールも品質が変わったのか私の舌が変わったのか知らないが、全然美味しく感じられなかったし、ウイスキーのようなものも薬のような匂いがして美味しいには程遠く、たった4日間ではあったものの日本製のアルコールを持ってこなかったことに非常に後悔させられた。


 ・・・おの・・・