経営再建中の日本航空グループ会社であるジャルエクスプレス(JEX)が、自社養成のパイロット訓練生として入社予定だった内定者26人に事実上の内定取り消しを言い渡していたというニュースが流れた。
JEXは日航が破綻した今年1月以降も
「採用方針に変わりはない。」
などと内定者側に説明しており、突然の発表に関係者の混乱は大きそうである。
「採用方針に変わりはない。」
などと内定者側に説明しており、突然の発表に関係者の混乱は大きそうである。
内定者26人は、昨年9月までに内定を受けた大学卒業者で、10月に開かれた内定式にも出席し、今年8月以降の入社予定と説明を受けていたという。
今年1月の日航経営破綻後も、JEXは
「入社時期が10年12月か11年3月にずれ込み厳しい状況での門出となるが、ぜひ入社してほしい。」
などと内定者に説明していた。
「入社時期が10年12月か11年3月にずれ込み厳しい状況での門出となるが、ぜひ入社してほしい。」
などと内定者に説明していた。
ところが、今年7月と8月に内定者に対して説明があり、JEX社長らも出席した上で
「訓練生として入社していただく結論には至らなかった。
グループ会社の地上職として入ることも相当厳しい。」
とパイロットはおろか地上職としても採用しないと説明したという。
「訓練生として入社していただく結論には至らなかった。
グループ会社の地上職として入ることも相当厳しい。」
とパイロットはおろか地上職としても採用しないと説明したという。

JEX側は
「グループが経営再建中で事業規模が縮小しており、訓練生として入社することが非常に厳しい現状を説明
しただけで、内定を取り消した事実はない。」
と説明したものの、実際に働く場所をグループ内で探すことは不可能に近いようである。
正直、この報道は日本航空というそれほど私自身に直接的に関係のない次元の話なのだが、実は娘の通う高校では希望してそのクラスに入れば受験せずに大学に上がれるという制度があったのだが、奇しくもそのシステムが機能しなくなって、3年生でその大学に進学を希望する人は受験してくださいとの説明会が開かれたばかりであった。
娘は2年なので影響は少ないが、受験せずに大学進学を決め込んでいた3年生やその父兄にとっては、極めて甚大な問題であり、説明会で号泣する3年生もおりありえない状況ではあるものの、受け入れ側の大学の方針変更が理由であり、出席した高校校長も謝罪しつつも打開策を持たず、説明会は高いテンションの中平行線のままであった。
破綻したとはいえ、パイロットなんて長年にわたり極めて人気のある職業であったが故に、今回の実質的な内定取消しとなった26人の落胆はさぞかし大きいことであろう。
こんな状況の日本でありながら、リーダーの選挙に全てをかける日本の与党がいる。
※画像は記事とは関係無いが、娘の好きなぐっさんである。
・・・おの・・・