関西圏と中京圏の中間ともいえる紀伊半島の東部に位置し、伊勢神宮や鈴鹿サーキットなどの観光資源を持ち、日本一短い名前の県庁所在地を持つ県がある。

繰り返し報道されたのでご存知の方も多いと思うが、現職知事の35歳の長男が覚せい剤の譲り渡しという罪で警察に逮捕されてしまったらしい。

この長男、以前は大阪の会社に勤めていたらしいのだが、2年ほど前に覚せい剤取締法違反などで逮捕され、現在は執行猶予中で、無職となって父親たちと暮らしていたという。

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容疑は今年4月に、三重県で愛知在住の27歳の女性に覚せい剤0.2グラムを1万円で売ったということだが、この女性がその後覚せい剤取締法違反で逮捕され、入手先を追及されて長男からだと正直に話したようだ。

今月26日に、愛知県警がこの長男が津市の知事公舎にいるところを逮捕して、公舎や自宅などを家宅捜索したという。

長男は容疑を認めており、知事は進退に関する質問に対して
「できるだけ迷惑をかけることのないよう責任を果たしていきたい。」
と、進にも退にも取れる微妙な回答をしたというが、自分が使ったというのではなく人に売る買人的行為であり、執行猶予中ということで今度はしっかり服役することになるのだろうが、知事に退陣を求める声は大きくなるのは間違いない。

しかし、35歳にもなった子の責任を負わされる知事の気持はさぞかし複雑であろう。


 ・・・おの・・・