暑いという言葉を発するのも嫌なくらい暑い日が続く近畿地方、今年の夏の暑さは近畿地方のみならず遠く北海道まで猛暑の渦に巻き込んだ。
・・・なんてものでなく、中国やロシアなんかも猛暑だというのだから、地球の温暖化に関する発表は戦時中の大本営の発表のようなもので、実際には大変な事態が我々に知らされていない間に起こっているのではないかと感じるレベルである。
そんな猛暑に関する報道も多いのだが、口が開いたまま数十秒閉まらなかった報道が、
「連日最高気温が40度近い中国主要都市で、スーパーマーケットに涼を求める人が大発生」
であった。
「連日最高気温が40度近い中国主要都市で、スーパーマーケットに涼を求める人が大発生」
であった。
確かに日本でも暑すぎれば、図書館やデパートに入ってしばしの涼を求める人が多いのだが、中国で涼を求める人の気合は半端ではなく言葉では伝えきれない。
ともかく配信された画像を見ていただくことにしよう。
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ご覧のとおり日本では絶対に見られない本気モードの涼のとり方であり、商品の売り上げ増加には全然つながっていないと従業員が怒った声で話していた。
人の迷惑を考えるという概念は少なくてもこの人々にはないようだ。
急速に発展を続ける中国なのだが、ある意味日本を追い抜くような金持ち国家といえるわけで、単に金だけを儲けるのではなく、生活レベルに合わせた品格や礼儀といったものを学んでいただきたいと感じるのは私だけではないだろう。
生活レベルが上がったお陰で海外旅行に来て、買物に大金を注ぐ中国人の報道も多い一方で、農村部などの生活水準は低く未だに人身売買があるという報道もある。
日本に押し寄せた中国人旅行客が、お店で勝手に商品の袋を開けたり、回転寿司屋さんで食べた後レーンに皿を戻すなど、中国人のマナー違反に関する報道も経済の成長に比例するかのように激増している。
経済的に日本が負けたのならそれはそれでいいのだが、大切なものを学ばずに絶好調で走り続ける13億の国民がいるような気がしてならない。
・・・おの・・・