寒い冬も終わりを迎えようとしているが、唇の荒れに薬用リップを愛用している人も多いのではなかろうか。
それでは、
「貴方が愛用している薬用リップは何ですか?」
と聞かれたら、結構
メン・・・ム
みたいな商品が多いような気もする。
「貴方が愛用している薬用リップは何ですか?」
と聞かれたら、結構
メン・・・ム
みたいな商品が多いような気もする。
正確な商品名はメンソレータム薬用リップだったか、メンターム薬用リップだったか良く判らないような気がする人もいるだろうが、メンタームとメンソレータムというのは全然違う商品なのだということに気付いてしまった。
そもそもこの手の商品のパイオニア的会社はアメリカのメンソレータム社で、19世紀に開発製造などを行った商品であるという。

薄荷(はっか)であるメンソールとワセリンの別名であるペトロレータムから名付けられたとされており、日本では株式会社近江兄弟社がライセンスを保有して製造・販売を行っていたのだが、経営破綻により返上して、それをロート製薬が取得したので、現在メンソレータムという商品を販売できるのはロート製薬だけのようだ。
これに対して近江兄弟社は、会社再建のためにメンソレータムの製造設備などを活用して新たな商品の製造販売を行うことになって、名乗れなくなったメンソレータムという商品名の代わりに結構微妙なメンタームという商品名にしたという。
主原料や効能はメンソレータムもメンタームもほぼ同じでであるばかりか、容器のデザインも酷似しているものの、メンソレータムのシンボルであったリトルナースの代わりに、メンタームはメンタームキッドというキャラクターを商品に描いているという。
CMでは
メンソレータム 薬~用 リップ♪
みたいなのが耳に残っているが、実際に自分の使っているのを見てみれば、近江兄弟者のメンタームであった。
メンソレータム 薬~用 リップ♪
みたいなのが耳に残っているが、実際に自分の使っているのを見てみれば、近江兄弟者のメンタームであった。
昔は唇も手の甲なんかも良く荒らした人を見た気がするが、最近では栄養も良くなりいい薬なんかも沢山あるので、そんな人を見るケースは非常に稀になってきている。
メンソレータムとメンタームの名前の違いにこんな歴史があった。
・・・おの・・・