
昨日のニュースで、警察官運転のオートバイに原付きバイクを衝突させて軽傷を負わせた大阪府堺市の22歳の男性が、取り押さえられた後になんと2時間半に亘って死んだふりを続けて救急車で病院に搬送される騒ぎがあった事を報じていた。
この男は19日の午後11時半ころ、3人乗りの原付バイクで堺市内の府道を走っていて警察官にバイクで追跡され、この警察官の乗ったバイクに自分の運転するバイクを衝突させ、衝突された警察官は転倒し手首に捻挫などの軽症を負ったという。
その後男は走って逃げたものの、通行人の男性に腹部を殴られて取り押さえられ、観念するべきところを往生際を最悪モードに切り替えて死んだふりを決め込んだらしい。
いくら男が悪いとはいえ死なれてしまえば処分もあろうし後味が悪いものになるので、かなり慌てた対応になったのだろうが、搬送された病院で行われた様々な検査も死んだふりで押し通したのだが、警察から呼び出されたのか警察にきた母親の声を聞くと目を開けて死んだふりをやめたという。
警察や病院は余分な仕事が増えただろうし、逮捕に協力した男性は下手したら殺してしまったのかと肝を冷やしただろうし、出頭してきた母親は余りの息子の行動に火が出るような怒りと恥ずかしさだったのではないだろうか。
家で駄々をこねる子供は昔からよくいるのだが、外で駄々をこねる大人みたいなのを最近良く耳にするような気がする。
政治も混乱しているようだが、学校教育だけでなく社会が一丸となってしっかりした国民を作る教育というものの必要性を痛感する。
・・・おの・・・