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飲酒運転の厳罰化のせいか昨年は飲酒にからむ轢き逃げ事件の報道が多かったような気がするが、そんな報道に混じって、追突したトラックを引きずって高速道路を20キロ走り続け、追突したトラックの運転手が亡くなるといった事故の報道を覚えてる人も多いのではないだろうか。

この事件、第一報は報道されたものの、追突された方の運転手が
「衝撃を感じたものの事故だとは思わなかった。」
と供述したと報道され、なんだかありえない事故の報道に推移が気になっていたのだが、昨日その続報が報道されたのに気付いた。

かいつまんで話せば、追突された方の運転手は事故だと思わなかったと供述しているものの、トラックはかなり双方共に壊れており、追突したトラックの追突した場所は、真後ろではなくバックミラーで確認すれば容易に確認できる場所であり、事故を知った上で引きずって追突車両の運転手を焼死させたとして自動車運転過失致死容疑で再逮捕する方針を固めたという。

昔、原付で停まってたトラックに追突して、トラックの運転手が何も気付かなかったことは実体験としてあるが、このケース追突した方もされた側より多少小さかったとはいえ大きなトラックであり、気付かないなんてありえないと感じる事故であり、警察の捜査がしっかり行なわれるのか気がかりであったが、それなりの進展があったようで一安心である。

ただ、過失致死というか、追突したトラックを引きずっている認識があるのなら、追突したトラックの運転手をそのまま走り続ければ殺してしまう結果になることは予想されるのであろうから、もう一歩突っ込んだ捜査をお願いしたいものである。

どんな動機があったのかわからないのだが、単なる交通事故でないことだけは確かなようだ。

なお、この事故は、昨年12月3日に茨城県で発生した、58歳の男性の運転する10トントラックに29歳の男性の運転する3トントラックが追突したというもので、追突した方の運転手は事故当時足の骨折程度の怪我だった可能性が高いのだが、結果的に引きずられるうちに車体から出火して焼死したというものである。


 ・・・おの・・・