先日同僚らとお国自慢というほどではないが、出身地に関していろいろ話をする機会があった。

某同僚が生まれ育ったところは、琵琶湖なんかで有名な
 滋賀県
であり、有名なものは?という別の同僚の問には
 琵琶湖とフナ寿司
と答えたところで、○○○○○もあるじゃないですかと突っ込まれていた。

その同僚は、それは何処でも売ってるじゃんとと答えた瞬間、滋賀にしかありませんよとまたまた反論されて、少々小さな声になり
「学校の売店にも売っていたのになぁ・・・」
と呟いていた。

その○は何か聞いてみたところ、普通コンビニやスーパーにも絶対ある商品なのだが入っているものが滋賀以外にはありえないものだし、意外なものの癖に味的にはごく普通にまとまっており滋賀県であれば取り扱ってるお店も多いという。

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物凄く気になったので、その商品が作られている、滋賀県もかなり北の
 伊香郡木之本町
という大阪からは恐ろしく離れているお店にお邪魔することにしてみた。

正直無茶苦茶遠く、私に与えられた時間は休みの日の朝食から夕食の時間までの時間で、その時間で往復できると思って走り出したものの恐ろしいほど時間がかかってしまった。

途中で滅多に来ない京都を通り過ぎゆっくり見たいと思いながらも、停車したのは信号待ちだけであり、彦根を通れば彦根城を一目だけでも見たいという誘惑を振り切って、途中琵琶湖の湖畔で家から持ってきたおにぎりを5分ほど食べただけのほぼノンストップで行くことになってしまった。

店に着いたときはかなり疲れていたし、少々投げやりな気分になっていたので、店の人に
「朝9時過ぎに大阪を出てこれを買うために来たんですよ。」
と告げると、店の人も感動してくれたのか呆れられたのか
「本当にお疲れさまです。」
と深々とお辞儀をしてくださり、目当ての商品を沢山買ってまたまたバイクにまたがって帰路につくことになった。

5月に買ったバイクは、燃費も良くスピードも出るので気に入ってはいるものの、買物をしたときの入れるスペースが無く、袋をミラーに引っ掛けて長距離を移動する羽目になってしまった。

琵琶湖沿いは片や田んぼや麦畑、片や琵琶湖というかなりのロケーションの中、信号待ちをすることが不思議と滅多に無い道路を利用させてもらったが、琵琶湖のせいか湖から流れてくる風が冷たくて気持ちよかった。

同僚の出身地にまたまた行かせて頂いたが、のどかだしそこそこに町だし、住むのには最高のところだという印象を感じながら270キロ9時間余りのツーリングは無事終わり、少々遅刻気味に我が家の夕食にありついた。


 ・・・おの・・・