日曜日の朝、末っ子が
「お父さん、今日町内会の餅つきがあるんやけど行かへん?」
と聞いてきた。
「お父さん、今日町内会の餅つきがあるんやけど行かへん?」
と聞いてきた。
ちょっと面倒だったが、休みの日くらい子供と付き合ってやろうと
「いいよ、行こう!」
と言うと、末っ子は部屋を出て行った。
「いいよ、行こう!」
と言うと、末っ子は部屋を出て行った。
しばらくしてまた末っ子が入ってきて、
「お父さん、やっぱり1人で行く事にしたわ。」
と言い残して、また部屋から出て行った。
「お父さん、やっぱり1人で行く事にしたわ。」
と言い残して、また部屋から出て行った。
更にしばらくして、部屋を出て女房に
「何で急に1人で行く言うたんやろ。
友達と行くんか?」
と聞いたら、女房が意外なことを言い始めた。

「お父さんの部屋を出た後、お父さんは行こうって言ってたけど、顔が嫌そうだったのでずっと気にしてたで。」
というのだ。
「何で急に1人で行く言うたんやろ。
友達と行くんか?」
と聞いたら、女房が意外なことを言い始めた。

「お父さんの部屋を出た後、お父さんは行こうって言ってたけど、顔が嫌そうだったのでずっと気にしてたで。」
というのだ。
確かに面倒だとは思ったが、顔に出てるとは思わなかったので末っ子を追うように、餅つきの現場に行ったのだが、末っ子の姿がなく、仕方なく家に帰ると泣いてる末っ子がいた。
聞けば、全然餅やらジュースがもらえなかったと言うのだ。
聞けば、全然餅やらジュースがもらえなかったと言うのだ。
末っ子を連れて現場に行って、ルールを聞けば何かが出来たら早い者勝ちみたいで、少々ガンガンいかないと何ももらえないシステムだった。
なんせ10人分くらいの物が出来るたびに15人くらいが群がるので、おとなしくしてたら何ももらえるはずが無いのである。
なんせ10人分くらいの物が出来るたびに15人くらいが群がるので、おとなしくしてたら何ももらえるはずが無いのである。
善哉と餅と飲み物をゲットして末っ子と食べてみた。
ただのビールももらって飲もうと思ったが、いかに大阪といえども外でビールやジュースを飲むのには寒すぎたので家に持ち帰ることにした。
ただのビールももらって飲もうと思ったが、いかに大阪といえども外でビールやジュースを飲むのには寒すぎたので家に持ち帰ることにした。
善哉は美味しかったし、餅も美味しかったが、餅の上に大根おろしとポン酢がかかってるのを食べたのは初めてであった。
信じられないことに美味しいのである。
信じられないことに美味しいのである。
・・・おの・・・