万年反抗期

我が家の長男は現在中学校３年生で、その緊張感は全くないものの一応受験生である。
私の高校受験のときは、少なくても今の長男よりかなり勉強したように思えるが、長男は結構ゲームなどを未だに楽しんでる状況である。

私は以前から長男っていうのは精神的に少々不安定な部分を持つことが多いと感じている。
偉そうな事を言っても私自身長男であって、私自身も例外とは感じていない。
何と言っても最初に生まれてくる期待される子供なので、ちやほやされる時間が長い分、我侭に育つケースが多いと思う。

とはいっても最近は少子化なので、男の子は長男が圧倒的に多いのであろうが、少し前なら次男三男っていうのも珍しくなかった気がする。

例に漏れず我が家の長男もスーパー我侭で、しつこすぎるので普段は見て見ぬ振りをしているのだが、たまに我侭の限度が私の我慢の限界を超えてしまうことがある。
小学校の時は、言っても聞かないので、倒して尻や太ももをバンバン叩いた経験があるが、中学校ともなると倒すのに骨が折れるし、反撃もそこそこ本格的になってきて家具などの被害も大きくなってしまうので、最近大きいバトルをした記憶は無い。

自分の子供だし、絶対怪我をさせてはいけない意識はあるので注意をするのだが、柔らかいスリッパで叩いたが運悪くちょっと固いヘリの部分が目に当たって軽い怪我をさせたり、軽く叩いたつもりが大きなたんこぶを作ってしまったりする失敗は過去２～３回あったような気もする。

ここ１年ほどバトルをしなかったが、昨日は全然勉強しない長男にとうとう女房が切れてしまい、間に入って長男を叱ったが全く反省しないので攻撃態勢に入って長男の前に立ちふさがった。
久しぶりの戦闘モードだったが、いつの間にやら長男も大きくなってしまい、私の長身の威圧感も少々薄れてしまった感があった。

殴るのも面倒だったので
「お母さんに謝って来い。」
と言った瞬間に、長男は部屋にあった顕微鏡を振りかざすと殴りかかってきた。

避けようと思えば避けられたのだが、机や壁に被害が出ると悲しいので左手で受けたら結構な衝撃があった。
殴った後、少しおとなしくなって勉強するって言ったので、長男と別れて部屋に帰ってブログをやろうとしたら、左手に少し怪我をしてしまったらしくジンジンしていた。

少々血も出てたので撮影すると、大げさに痛そうな写真になってしまったし、余りにも生々しいので少しぼかさせていただいた。
公文（公文式と呼ばれる塾みたいなやつ）の点数を貯めてもらった長男お気に入りの顕微鏡は、こっぱ微塵となってゴミ箱行きとなってしまった。

年がら年中反抗ばっかりしているので、
　年中反抗期
と勝手に呼んでいる長男であるが、男の子の子育てに父親は絶対必要だと、痺れる左腕をかばいながら記事を打ってみた。

　・・・おの・・・