先日末っ子が同級生の問題保護者の事は記事にした。
 引きこもった道理

10月27日信じられないような事件が宇都宮で起こった。
既に報道でご存知の方もほとんどであろうが、藤田という64歳の男が家族間のトラブルを理由に相手家族の小学生の通学の列に車で突っ込んだというもの。

執拗な犯行は数回車をバックさせて繰り返され、幸い命は助かったものの、その子供は大怪我を負ってしまった。

最初は単なる事故かと思ってニュースを見たが、内容が判ってくるうちやりきれない思いになってきた。
憎むのなら相手の親を狙えばよく、何故子供を襲うという発想になってしまったのか理解に苦しむ。
殴っても簡単に怪我をさせられるであろう小学生を相手に、車で襲うというのもずいぶん手が込んでいると感じる。
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藤田容疑者は普段から地域で様々なトラブルを起こしていたらしく付近の住民は
「いつかこんなことが起きると思っていたが、まさかここまで……」
と語ったという。

そもそもの原因となったのは、3年前、藤田容疑者がこの家の男児の両親に
「娘と一緒に小学校の入学式に行こう」
と誘った際、断ったことがきっかけだったという。
その後、様々な嫌がらせが始まり、両親は警察に度々相談に行っていた。
また、藤田容疑者とのトラブルで、近くに住む住民の一部は引越しを余儀なくされたという。

犯行当日は、鉈(なた)や実弾6発入りの拳銃までも携帯し、児童を車ではねた後は以前からトラブルのあった別の家族の家にも車で突っ込み、鉈をかざして住宅に侵入したところを住民に押し返され通行人などが取り押さえた。

藤田容疑者は今春まで、妻と被害児童の同級生となる長女と3人で暮らしていたが、現在は一人暮らしということで、調べに対して
「地域や学校で家族が組織的に無視されていた。
 事件を起こせば話を聞いてくれるのではないかと思った。
 けん銃は200万円で買った。
 事件を起こすために離婚した。」
などと供述しているらしいが、こんなとんでもない父兄に対して事件が起こるまで実は誰もどうしようもない現実がある。


一体どうすれば子供を守れるのだろうか。


 ・・・おの・・・