
昨日とある職員がパソコンの画面を見ながらコーヒーを飲んでいたが、突然
「あー」
と言う声がして、あっという間にパソコンのコーヒー漬けが出来上がってしまった。
コーヒーや缶ジュースをパソコンの前で飲むことは良くあるので、結構ありそうに思える事故ではあるが、意外と少なく、我社にパソコンが導入されてから私が見たのは2回目であった。
すぐに他の仕事そっちのけでパソコンの分解が始まった。
結構大量にかかったので、ほっとけば故障するのは目に見えていた。
分解して、ティッシュでコーヒーを拭いていたが埒が明かず、会社にあった蒸留水で洗うことになった。
本当は洗浄用のフロンとかあればいいのだろうが、そんな都合のいいものは会社にはない。
パソコンに水をかけるなんて凄い事のようだが、以前私が家のテレビのリモコンを、ラーメンの中に落としてしまったときも、速攻で水で洗って組み立てるといとも簡単に治った記憶もあるし、家電リサイクルの人に聞いた話によれば、壊れたテレビなんかも水でザバザバ洗うとかなりの確立で良く写るようになるっていう話を聞いたこともあり。
ただ錆びたり酸化させると面倒なので乾燥はすぐにやることと、感電やショート防止の意味でパソコンなどのバッテリーは外す事は不可欠である。
約3時間で、パソコンの洗浄と乾燥は終わり、大勢の職員が見守る中起動させると、パソコンは何事もなかったかのように初期画面を映し出した。
ちょっとした不注意で数時間を要する作業となったが、パソコンの機能もデータも失われなかった事を考えれば短い時間であった。
パソコンのそばで飲み物を飲むのは充分注意しましょう。
・・・おの・・・