途絶えたサンドイッチ数十年の歴史

うちの会社の社屋（正確には数社の会社が入ってる）には
　食堂
　喫茶店
　理髪店
　売店
とお店があったが、昨年理髪店が店を閉めたのに続き、今月一杯で喫茶店が数十年の営業の歴史にピリオドを打ち閉店することとなった。

この喫茶店の人気のメニューは何と言っても当たり外れのある
　サンドイッチ
で、大きなサンドイッチ4つにゆで卵がついて
　250円
と安く、配達もしてくれるので朝食として頼む人が多いのだが、パンが固い時と柔らかい時があって、柔らかいときは嬉しくなるが固い時は朝からブルーにさせてくれる。

昨日私的には最後のこの喫茶店で朝食だったのでサンドイッチを注文してみた。
最後くらいはふっかふかの柔らかいサンドイッチが食べられるかと期待したが、
「この店でしか食べられない固いサンドイッチの味を忘れるなよ。」
とばかりに、思いっきり固いサンドイッチが配達された。

他では味わえないどう考えてもパンの保管方法に問題がありそうなこのサンドイッチも、もう食べられないと思うと少々感慨深いものがあった。

　・・・おの・・・