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初めてホッピーの記事を読む人もおられるかもしれないので、簡単に説明しておくと
 ホッピー
というのは、東京発祥のビールテイストの焼酎割り飲み物で、東京を中心とする関東地方ではかなりメジャーな飲み物であるが、それ以外にはあまり知られていない不思議な飲み物である。

東京の安めの居酒屋なんかには9割以上このメニューがあるように思えるが、大阪になると1割程度の店しか置いてないようにも思えるし、そんなに注文している人の姿を見ることは無い。

居酒屋などで頼むと冷えたジョッキに焼酎が注がれ、それと一緒にホッピーという瓶入りの飲み物が出されるケースが多い。
狭義では、この瓶入り飲料こそがホッピーそのものであるが、広義と一般的な口語的意味あいでいえば、焼酎を割って初めてホッピーとなる。

狭義のホッピーは麦芽飲料で、元から焼酎で割ってビールの税金がかけられずにビールテイストを楽しむために
 HOPPY BEVERAGE 株式会社 
が作り出した、ユニークな商品である。

ノーマルホッピーの作り方は既に記事にしたが、
 2回目 
 1回目 

今回はホッピーブラックという、黒ビールテイストの商品である。
用意するのは、ガッツリ冷やした
 ジョッキ
 ホッピーブラック
 焼酎(甲類)
の3つだけだが、絶対にガッツリ冷やす手間や時間を惜しんではいけない。

ジョッキに焼酎を6分の1程度注ぎ、次にホッピーを足すのだがこの時適度にあわ立たせるように瓶を高く上げたり工夫する事が非常に大切である。

それだけで生ビールのように軽く、きめの細かな泡を持った黒ビールならぬブラックホッピーの出来上がりである。
泡立たせなければ重い喉越しになって、折角のホッピーが台無しになるので注意していただきたい。

一口飲んでみたが、旨い。
夕食を準備していた女房に飲ませてみたが、
 「おいしいやん!」
と気に入ってもらえた。

関東の人は大そうに書くほどの事かと思われるかもしれないけど、関東以外の人に是非味わっていただきたい味である。

ちょっとしつこめの3回目のホッピーの記事になったのでこれで最後にする。

 ・・・おの・・・