
以前も大阪に住んでた事があるのでトータルで14年位大阪に住んでいる勘定になる。
さて今日は先日ジンギスカンを食べに行ったときに見つけたホッピーのお話。
私がホッピーという飲み物に出会ったのは5年ほど前だと思う。
私は転勤族で、東京勤務の経験のある同僚から、
「東京にはホッピーという飲み物があって、向こうではビールと同じように飲まれている。」
といった話は、それ以前から良く聞くことがあった。
5年ほど前のある日、テレビでホッピーの事を取り上げているのを見て、嫌がる同僚を無理やり誘って電車を乗り継ぎ心斎橋にあるネットで見つけたホッピーが飲める店という店に行ってみた。
出されたホッピーはジョッキに入れられ生ビールそっくりであったが、飲むとビールより重いというか、焼酎を色付の炭酸で割ったような味である。
例えるとチーズだと思って口に入れたら豆腐だったみたいな違和感を覚えてしまった。
そもそもホッピーとは
今から50年以上前に、東京で製造販売が開始された、焼酎で割る事を前提で作られた麦芽炭酸飲料であり、
メーカーから出荷される段階のホッピーにはアルコールは入っていない。
居酒屋などでは、ジョッキに焼酎を1、ホッピーを5の割合で入れて、この生ビールそっくりの飲み物を
ホッピー
という名前で客に出す、ちょっと不思議な飲み物
である。
関東では普通にメジャーなこの飲み物は、関西ではかなりマイナーで、関東出身者か関東勤務のある人が懐かしんで飲む程度ではないかと思われる。
しかし、私なりに飲みに行って感じるのが、最近このホッピーを置いている店は爆発的に多くなっている。
以前は探さないといけなかったが、最近では適当に入った居酒屋においてあることがしばしばある。
関東勤務も関東生活もなく、ホッピーがそんなに美味しいとも感じられない私ではあるが、最初飲んだとき全然美味いとは思わなかったのに、いつの間にかこんなに美味しく飲めるようになってしまったと感じる日が来るのであろうか。
・・・おの・・・