行きつけの寿司屋

昨日新聞を広げた同僚が何やら声を上げた。
別の同僚も新聞を見ながら話をしている。
どんな記事が載っているのだろうと記事を読んで驚いた。

我社は会社に泊まりこむ人が結構いるので、晩飯は常連の寿司屋の出前であるケースが多い。
良く頼む寿司屋は、相当昔から我社と付き合いがあるらしくサービスがいいので良く利用している。
まず何と言っても出前の寿司の量が半端ではない。
私的には７００円のチラシ寿司か握りずしを食べる事が多いけど、握りで大の男も十分に腹がはり、チラシ寿司なんか凄まじい量で最初知らずに注文すると、３０を超えた職員であれば半分近くが残してしまうのではなかろうかというボリュームである。

味は格別旨いというわけではないが、それ程まずいというわけでもなく、寿司以外にも定食ものも豪華で量が多いので、満足度はかなり高く注文するものは多いので、晩飯のシェアは５０パーセントくらい行くと思う。

前置きみたいなのが長くなってしまったが、まさにその寿司屋が８日の朝刊に掲載されていた。
広告ではなく記事としてである。

同僚が関心を示すのも無理は無く、記事には食中毒を出して営業停止と書かれていた。
原因のメニューは
　北海丼
という、うにやらいくらやらが豪華に載った１０００円のメニューで、私的にはいい事でもあれば別だが滅多に注文する事の無いメニューであった。

会社への出前だけでなく以前は各種宴会場所としてよく使っていたが、余りにも使いすぎたので最近はトンとご無沙汰気味である。
ここで宴会をやるとこの店名物みたいな、３０センチほどのエビフライが出てくるのだが、これまた凄いボリュームで宴会の最後の方に出てくると残す人も出るくらいでかい。

従業員も感じの良い人が多く、私的にも大変好きな店であったがこんなことになってしまって少々残念だ。
出したくて出した食中毒ではないが、食べ物屋にとって食中毒はかなりのダメージになるであろう。
早く元気に再開して欲しいものだ。

　・・・おの・・・