女房が3人いる子供の内、長男以外を連れて帰省したことは既に書いたが、コンビニとファーストフードだけの食事も続くと凄い罪悪感に苛まれる。

冷凍ご飯はあるが、自分自身も暖かい炊き立てのご飯が食べたいし、息子にも食べさせてやりたくなってきた。
しかし我が家に炊飯器は無く、以前凄腕セールスマンに買わされたちょっと高い
 ビタクラフト
という、ややこしい鍋しかない。
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何時までも外食を続けてても埒が明かないので、女房に電話してご飯の炊き方を聞いてご飯をたくことにしてみた。
キャンプの飯盒炊飯の経験はあるが、この鍋は中火と弱火しか使えず強火は厳禁が鉄則の鍋で火加減が良く判らない。

聞いたとおり炊き上げて鍋の蓋を開けると、そこには暖かそうなホカホカご飯があった。
ドキドキしながら一口食べてみる。
旨い、ちゃんと炊けており普段食べているご飯が出来上がっていた。

冷凍食品ではあるが、天津飯にして昼食となった。
食べ慣れているはずの炊き立てご飯だったが、凄く懐かしく外食やコンビニと違って、食べるごとに何かが満たされていく感覚がする。
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そして夕食、調子に乗ってまたまたご飯を炊いてみると、普通に炊けたので鰻を載せて食べてみた。
やっぱり炊きたてのご飯はすこぶる旨い。
息子の顔から笑顔がこぼれた。

それが何か判らないが、出前でも外食でも売っている弁当でも満たされる事の無い何かが、家で作って食べる食事で満たす事が出来る。
子供でもあるまいしご飯が炊けたくらいで喜びすぎだが、以前のキャンプでの料理から3年程が経っているので、久々の炊飯であり米をとぐ感覚も懐かしかった。

ご飯だけを写真に撮ってみたけど、私のカメラ的に全体が真っ白の被写体は苦手らしく上手く撮れなかった。

 ・・・おの・・・