水茄子

大阪府に泉州と呼ばれる地域がある。
ネットで探れば、大阪南部から和歌山くらいまでをさすと書いているページもあるが、私の感覚的には大阪府南部の岸和田市くらいから貝塚市・泉佐野市くらいまでのイメージがある。

この泉州地方で以前４年ほど生活したこともあるが、この辺の特産品に
　水茄子
というものがある事を、茄子を買おうとして間違って水茄子を買ってしまったときに気付いた。
普通の茄子より横に太った感じではあるが、見た目はそれ程変わらない。

調べてみると水茄子とは、大阪泉州地方独特の気候と風土でのみ育つことの出来る最高級のなすびで、果肉をはじめ、皮までもが驚く程柔らかく、その名の通りみずみずしさは抜群でほのかに甘味も感じられる。
泉州の土地以外では、育たないことから『幻の茄子』とも言われており、また珍しく生で食べることのできる茄子としても有名であると説明されている。

生でも食べられるだろうが、浅漬けで食べるのが最も一般的ではないかと思う。
今日アップした別の記事にも使った画像であるが水茄子の浅漬けの画像を貼っておく。

大変瑞々しく独特の美味しさを持つ茄子だが、確かに大阪付近以外では食べた記憶が無い。

　・・・おの・・・