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煙草の値段が上がって1ヶ月経った。
値上げを期に煙草を止める人もちらほら見られたが、1箱20円程度の値上げだとそのまま吸い続ける人の方が圧倒的に多い。
1箱300円というかなり高級な嗜好品となった煙草だが、私なりに何とか安く煙草を吸えないか工夫してみた。

長い煙草を買って、2回に分けて吸ってみたが上手くいけば煙草の料金は実質半分になるものの、半分吸って火を消して、消した煙草を持ってないといけないしポケットは汚れる上に人に見つかるとずいぶんかっこ悪い。

いっそキセルかパイプか葉巻に換えようかと思ったが、やったことのある人に聞くと、面倒で節税効果もそれ程定かではなかった。

抜本的な節税策も見出せないまま、毎日20円余分に払い続けてきた昨日、会社の横にある自動販売機に懐かしい煙草が売られていたのに気付き買ってみた。
煙草をたしなむ人であれば聞いたことくらいあると思うが
 ゴールデンバット
である。

昔から1部のファンに支えられている、ロングセラーの煙草で、値段は何と1箱
 140円
という犯罪のような価格である。
値上げ前に270円のタバコを吸っていたのだから、値上げ前のほぼ半額と免税店並の価格となる。

デパートなんかでうってるのは見たことがあったが、こんなに手軽に会社の横で買えるとは思ってもみなかったものの、私のような節税対策を考える人のためにお店が新たに自販機に入れたようだった。

早速事務所の喫煙コーナーで吸ってみた。
セロファンにも包まれておらず、長さもかなり短く、フィルターさえついてないこのタバコであったが、シケモクよりははるかに貧乏臭くない。

火をつけて吸い込むと、
 凄い 
気のせいかと思って、もう一回吸い込むと
 やっぱり 凄い
凄まじく旨くなくて喉が痛い。
パッケージを見ると、ニコチンやタールの量は恐ろしく多く、味も煙草と言うより火災現場で煙にまかれたような息苦しさを覚える。

同僚に分けてやると、物珍しそうに吸い始めるものの2口も吸うと凄い表情になって次々と困った顔になってしまった。

後16本残っているが、この煙草を吸うことの方が止めるより辛いと感じてしまった。

 ・・・おの・・・