暑い土曜日、昼飯は何か涼しげなものを食べようとネットを検索していたところ、美味しそうな冷やし中華を見つけてしまった。

その店の名をいろいろ検索するとかなりいけてるラーメン屋と訴えるページも多く、夏場限定で大サービスクーポン付の店であった。
旨くて安いのであれば行かないわけには行かなくなり、長堀通りをバイクで東向きにひた走り、目的の店は大通りに面しており、奇抜な看板とあいまってすぐに判った。
屋台ラーメンとのふれこみであるが、店の看板も屋台が突っ込んだような相当に奇抜な看板だけど味は大丈夫だろうかと少々不安になってきた。
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有名店なので昼飯時に来て大変な事になりたくなかったので、昼前に入ると6席ほどのカウンターと10席ほどのボックス席を備えた店ではあったが客は私以外に1人だけだった。

早速冷やし中華を頼んでしばらくすると注文の品が出された。
ウェブページの画像は普通の丼だったが、出されたのは韓国風金属製ボールに入れられた冷やし中華だった。

正式な名称が
 牛カルビの冷やし中華
という事で、焼きたてのカルビがドーンと2枚入れられていた。
具をかき分けて麺を食べてみた。
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卵色の細麺でありながら、恐ろしいほどのコシを持つ麺で食べた印象は正直言って
 新鮮な食感と絶妙なバランス
を感じるもので、今まで食べた冷やし中華とは全然違う印象だが、スープや麺がうまくバランスが取れた感じで完成度は極めて高い好印象の麺だった。

具である、キムチ・卵・もやしなんかも次々と口に入れたが、それぞれがいい仕事を確実にしている感がある。
売りのカルビは、他の素材が冷たいのに唯一暖かい素材であったにもかかわらず、その違和感も計算されつくした感じで、完全に違和感ごと一体感が出ている。

何一つがっかりする事もなく店を出たが、若くて食べ盛りの人なら大盛りとかセットメニューとか、少しボリュームを加えた方が良いかとも思う。

料金を払うとき、無意識に
「旨かった。」
と言葉が出てしまった。

残念ながら普通のラーメンと違い、私の携帯的には苦手な撮影条件となったので、いい写真が取れなかったので、お店のページを張っておく。
http://www.pia.co.jp/sp/yottekoya/

お好みの冷やし中華の店はそれぞれあるだろうけど、この店で1度食べてから何処の冷やし中華が旨いとか言う議論を初めて欲しいと感じる、迫力の冷やし中華だった。

 ・・・おの・・・