すまきという高知県の文化については既に紹介済みである。
  すまきと竹輪
前回は生画像を使えなかったが、今回は自分で撮影した生画像があるので再度記事にしてみる。

高知の人にすまきといって想像するのは魚の擦り物のすまきであろう。
全国的にはすまきという食べ物は全く想像できないと思う。
ただ四国内くらいだと、他県もすまきという文化に接している地方もあるようではあるが、高知出身の私のイメージするすまきといえば、表面がピンク色して断面が決して渦を巻いてなくて、周りにストローとか洒落たものでなくラップみたいなもので巻かれた、すり身のすまきがすまきなのである。
イメージ 1

先日帰省した際に画像を撮るため南国バイパスの
 サニーアクシス
によってみた。

昔も今も余り変わりなく、竹輪の横にピンク色をしているすまきがうずたかく積まれており、何ら違和感は無い。
ただ、昔は1本づつ売られていたのに最近のは2本1組で売られており、1本ものは無かった。
いつものように接写しようとしたが、さすがに食品売り場にいる挙動不審の大きな中年に、不信感を持ったのか従業員の視線を感じたので、購入した上で車の中で接写してそのまま食べてみた。

竹輪よりははるかに繊細な口当たりで、淡白な味でうどんに載せてもよし、味噌汁に入れてもよし、そのままマヨネーズか醤油をかけて食べても良しの優れもん食材であった。

高知では恐ろしくメジャーなこの食品が県外ではほとんど通じないという話を先日したら、結構新鮮に高知の人が驚いていた。

高知県出身の方に忠告申し上げる。
県外で
「うどんの具、どんなものを入れましょうか?」
と聞かれて、絶対に
「すまき」
と答えてはいけない。

 ・・・おの・・・