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仕事で市内を移動する事が多いが、中央大通りを東に抜けるとNHKを過ぎたあたりというか、西に抜けると大阪城の南のほうというか、広大な緑地のような空間があるのに気付く人は多いと思う。

渋滞や駐車スペースを探してイライラしながら走る事の多い中心部にあるこのスペースは、多くの人や車で賑わう周囲に比べ、人もほとんどいないかなり異彩を放つスペースになっており、ずっと気になっていた。

先日このスペースが何かママちゃりで行ったところ、
 難波宮跡
という石碑が入り口に建てられた、広大な緑地のようなスペースだという事が判った。

宮かなんかの痕跡みたいなのが少し残るだけの凄まじく広大な空き地のようなスペースで、人の姿は全部で10人にも満たない状態であった。
近くには大阪城やNHKなどがある市内の中心部でありながら、なんとも間延びした広大なスペースとなっている。

ネットで調べると
 「古代の大阪は、難波と書いて「なにわ」と呼ばれており、中心となるのは、現在の大阪城から 四天王寺に
 かけての上町台地上だった。
 その最も高い位置にあたる大阪市中央区法円坂の地に、難波宮の遺跡は広がっており、40余年におよぶ
 発掘調査により、ほぼ同じ場所に、二つの時期の宮殿がつくられたことが明らかになった。

 この宮殿は「大化改新」による難波遷都の後、白雉(びゃくち)元年(650年)から造営が始められた
  難波長柄豊碕宮
 であると考えられ、宮殿の中心部の約9万平方メートル余りの範囲が国の史跡に指定されて、史跡公園と
 して整備がすすめられている。」
みたいな事を書いていた。

9万平方メートル??
なんと9ヘクタールもの無茶苦茶広い土地に、10人しかいないということはどう考えても大阪市内で最も人口密度の少ない場所だと変に感心してしまった。

 ・・・おの・・・