
用もすぐ終わり、帰るため中崎町駅に行ってホームを歩いていると、後ろをついて来ているはずの末っ子の姿が無いのに気づいた。
さっきまですぐ後ろを来ていたのに何故だと思った瞬間、ホームの向こうというか線路のところに頭のようなものが見えた。
まさかと思って駆け寄ると、末っ子が何故だか線路に立っていたので慌てて引き上げて事なきを得た。
事情を聞いてみるとバツの悪そうな顔で
「よそ見してたら落ちそうになったから飛び降りてん。」
と説明した。
どんなに豪快なよそ見をしていたのか判らないが自分では這い上がれない線路に入るとは、危険極まりなくあまりの出来事に唖然としたが、幸いにも最終的に落ちたのではなく飛び降りた格好になったのでかすり傷一つなく、また当時ホームには客もほとんどおらず気づいた人もいなかったので騒ぎになる事も無かった。
小学校3年でこれまでに長男と2人だけで電車に乗せる事もあったが、今回のシャレにならない出来事で鳥肌が立ってしまった。
数十秒の出来事だったが悪い意味で貴重な体験となってしまった。
親として何に注意すれば防げたのか、未だに結論が出ていない。
画像は梅田駅
・・・おの・・・