
先日梅田で飲み会があって、飲んでいると小泉首相との昼食会の話題となった。
勿論私ではなくて、一緒に宴席にいた某大先輩の話なのだが、ほんの数ヶ月前首相との昼食会があって、隣の席で1時間ほど食事を一緒にしたという。
それ以外の行事もあったので数時間首相と一緒に過ごされたようであった。
別に私の会社は小さな会社なので、大先輩といえども首相を直接見る機会のある人はほとんどなく、ましてや首相と一緒に、しかもすぐそばで食事をしたなんて聞いたことがないし、これからもないと思う。
ただ機会に恵まれてそんな事になってしまったらしいけど、その大先輩曰く
「あの人は全然人のいうことは聞いていない。
耳で聞いていても、返事はいいけど絶対こちらの指示に従う人でない。
食事もどんなに忙しいか知らないが、地位も名誉もある人が戦時中の兵士じゃあるまいし5分ほどで食べ終えた のにはびっくりした。」
みたいな事を言っていた。
なんでも段取りを早くから用意して、そのとおりやってもらおうと説明はしたものの、返事はいいが実際には段取りは全く関係ない現実があったとの事だった。
ひとしきり批判した後
「まぁそんな人でないと、日本は改革できないんだろう。
改革を進めるにはあんな人でないと務まらない。」
とフォローにまわって、ある意味聞いている私たちも納得してしまった。
別に私の会社がえらい訳でなく、その大先輩がたまたまそういう機会に恵まれただけで、私は大先輩が首相にあったことさえも聞かされていなかったし、その大先輩とそれほど近い関係にあるわけでないので自慢話でもなんでもなく、珍しい体験として取り上げただけなのでご了承いただきたい。
変わり者の首相だけど、相当なオーラは出ていたようだった。
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・・・おの・・・