イメージ 1

高知の人なら珍しくもないこの単語だが、高知を出ると全く通じない。
のれそれが何かと言われると実は高知にいる時には知らなかったが、マアナゴの幼魚の高知県での呼び名ということらしい。

関西では「べらた」と呼ばれるとネットに出ていたが、べらたって言う名前も大阪ではそんなに聞かない。

ネット情報では東京築地では、2月から5月にかけて入荷し、産地は主に愛知県や茨城県沿岸で、鮮魚で出荷されるらしいけど、高知以外で食べた事がない。

高知的には“どろめ”とか“のれそれ”とかはメジャーな食べ物で、何の稚魚か考えるまでもなくどんな味と形かすぐに思い出すことが出来ると思うが、どろめは鰯(いわし)の稚魚である。
どろめは普通の魚の稚魚という形をしているが、のれそれは太刀魚を透明にして100分の1の大きさにしたような、平べったくて長い形が特徴的で、味は極めて淡白なので誰でも食べられるだろう。

食べ方はのれそれもどろめも非常にシンプルで、ポン酢とかぬたをかけて食べる。
それ以外の食べ方は私は知らない。

“ぬた”も高知ではメジャーな物なんだけど、県外の人に通じそうにないので説明すると、いりごまを良くすって、葉にんにくを小さく刻んだものを加えた上でさらに良くすりつぶした上で、白味噌、砂糖、酢を加えた物がぬたと言う緑の酢味噌である。

刺身にもぬたは結構いけるので、高知ではブリなんかには醤油よりもぬたの方が人気があるのではないだろうか。
スーパーでブリの刺身を買えば、良く緑色の半液体みたいなものが袋に入って入れられているけど、こればぬたである。

多分高知以外の人には何じゃそりゃーみたいな記事だろう。

画像はコピペである。

 ・・・おの・・・

追伸:ぬたはニラを入れると書きましたが、もしかしたらネギかもしれません。