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ブログでメイドカフェの話しをしたら、予想に反して大きな反響があったようなのでメイドカフェ探検隊を同僚で結成して行ってきた。

そもそも大阪の道具屋筋の記事だったはずが、日本橋の電器屋街の衰退とメイドカフェの進出について少し触れたら、コメントがメイドカフェに集中してしまった。

仕方がないので、1人シラフで行ってみたが到底入れそうな雰囲気ではなかった。
好奇心旺盛な私としては、なんとか行けないものか考えて26日金曜日の職場の宴会の際にそれとなく周囲の同僚に話を向けてみた。

すると結構興味を持つ者や、既に行ったと言う職員も現れてそれなりに関心は持っているようだったので、某主任と2人で探検隊を結成して小雨の降る大阪の日本橋方面に2次会?がてら電車で向かってみた。

折角行くんだからいい店に入ろうと思い、千日前通りくらいから堺筋を歩いて通天閣方面に向かった。
間もなくメイドカフェというアニメの看板が目に付いたのでドアを開けてみると、期待したメイドよりもひと回りくらいベテランぽい女の人が少々低めのテンションで、
「お帰りなさいませ~」
とか言ってきたが、店内の状況から明らかに普通のスナックを、ブームにのせて無理やりメイドカフェ風にしているだけだと感じたので、
「鈴木さん来てないですよね。」
とお約束のUターンモードの台詞を発して店を出た。

探すと意外なほど店がない。
とうとう昨日見つけたお店まで来てしまったので、店のシステムを看板で確認すると
 1セット 4500円
とか書かれてて、雑然とした狭い間口のビルでその雰囲気から長年の大阪生活で研ぎ澄まされたアンテナが何かを感じて
 danger
の警報を鳴らしている。

はなから行く気ならネットで検索してから来るのであるが、思いつきで来たので当てがなくなった。
Iモードで検索して、2チャンネルみたいなサイトからどうにかお勧めのメイドカフェの所在地を確認できた。
ここは日本橋ではなく難波駅のすぐ横の場所であった。

行くとそこは道路に面して間口も広く、明るく清潔感のある綺麗なカフェであったが、ところどころにメイドと書かれているのと、ウエイトレスがメイド特有のコスチュームを着ているので目的の店だとわかった。
料金を確認するがジョッキのビールが500円と、全然普通の値段だった。

2人で中に入るとお約束の
「ご主人様、おかえりなさいませ!」
の声がして、席に案内された。
店内の印象は、とても明るく清潔で従業員の態度もファーストフード店に比べて2割がた上のような気がする。
それにしても店内の明るさは、酔っ払い追放と勘違いするお客さんを排除しようとする目的からか、恐ろしいほど明るくスーパー玉出(大阪の人以外には判らないかも・・)並みの明るさとなっている。

普通に生ビールを頼むと普通の大きさの生ビールが出てきたので、ごく普通に飲んだ。
ウエイトレスのコスチューム以外は全然普通のカフェで、メニューも食事ありケーキありソフトドリンクもハードドリンクありで、価格も1割か2割くらい高いのかなといった設定であった。

ただ店内は撮影禁止という事なので、ブログ的にはちょっと寂しい。
意外と感じたのは明るい店内と、充実したケーキ類のせいかアベックや女の人同士のお客さんも沢山いたことだ。
行ってみれば判るが、女の人でも全く抵抗なく入れるような雰囲気のお店であった。

行く前はかなり気持ちが高まったが、行ってしまうと全く普通すぎるカフェの雰囲気に拍子抜けしてしまった。
興味のある女の人でも友達と一緒なら全然恥ずかしいとか感じる事のないお店なので良ければどうぞ。

お店は
 大阪市浪速区難波中二丁目3番6号
で、高島屋の横の通りを日本橋に向けて行こうとする途中にあるけど、ネットで調べればすぐに判る場所である。

何でこんなものが流行っているのか、さっぱり理解不可能な文化であった。

 ・・・おの・・・