
正式な名前は
露天神社(つゆのてんじんじゃ)
というらしいが、地元的には
お初天神(おはつてんじん)
という呼び方のほうが一般的である。
元禄16年(1703)この辺りで商家手代の徳兵衛と遊女お初の心中事件があり、それを浄瑠璃として描いた近松門左衛門の「曽根崎心中」が有名になり、主人公「お初」の名から通称「お初天神」として親しまれるようになり、縁結びの神様としても有名である。
静かな場所にある神社と違って、飲み屋街の真ん中にいきなりこんな空間があるので、その違和感が面白い。
石柱と石像があるので一瞬墓地に出たお化けのようだけど、墓地でもお化けでもなく神社である。
時々通る事はあるが、飲み会の酔いを醒まそうと神社内のベンチに座ってマジマジと見ると何か新鮮なものを感じる。
アンルイスの「六本木心中」なら知っているけど、曽根崎心中はちょっと記憶にない。
・・・おの・・・