しあわせの村

市民の福祉意識の高揚、福祉活動の推進、健康の増進等の事業を行うための施設として
　しあわせの村
というものが、神戸市にある。

何のことか良く判らないかもしれないが、公園あり・プールあり・病院あり・老人施設あり・レストランあり・宿泊施設あり・キャンプ場やバーベキュー場ありの、200ヘクタールを超える広大な敷地を持つ、総合施設というのか判らないがそんな施設である。

公園にはたくさんの草花が栽培されているかと思えば、綺麗に手入れされた日本庭園もあり、芝生の公園はペットの持ち込みもＯＫで自由に入ることが出来て、入場料はただである。

莫大な予算もかかったかとも思うけど、市民向けではなく職員用に数百億とか凄い金をかけて箱物を作り続けている大阪市の職員を出向させて修行させたいような施設であった。
同じ税金を使うのでも、こんな施設が市民に開放されていれば市民的には税金を払ったかいもあると思う。

勿論大阪にも、万博公園や鶴見緑地など公園はたくさんあるにはあるが。

若い頃は身体障害なんて全く関係ないことだと思っていたが、年を取れば親戚など血縁関係のある人の中でも体に障害が出る人も増える。

ここでお世話になる親戚を訪ねて、末っ子と車でやってきたが、病院は廊下や病室も広くて衛生的で、スタッフも指導が熱心で見ていて安心できる。
広い敷地や様々な施設があるので、見舞いに来ても他の入院患者に気遣って静かにしている必要は無く、病室を出て好きなところで気兼ねなく話をすることが出来る。

老人施設もあるが、公園に行けば子供や若い人が楽しそうに遊んでいるのを自然と見ることが出来るし、会いにきてくれた知り合いにレストランでご馳走を振舞う事も出来るし、宿泊施設もあるので泊まっていくことさえ出来る。

税金てこういう風に使われるべきだなぁと感じる施設であった。
丁度の書庫が無かったので、大阪名物の書庫でカテも大阪府になっちゃってるが、兵庫県神戸市のお話である。

　・・・おの・・・