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先日鯨の炒め料理の記事を書いたら、鯨の竜田揚げは美味しかったというコメントをいただきましたので、今回は揚げ物のお話。

私自身料理の知識が余り無いので、フライとてんぷら・から揚げ・竜田揚げの区別が良く判らない。

行きつけの食堂にあったのは、確かフライ?みたいな事を書いていたと思う。

この店が今回用意してくれた鯨は元々肉が柔らかく、炒めるだけでも普通に食べる事が出来たが、フライも美味しかった。

子供の頃、まずいと思いながら食べた鯨の肉は、今考えるとフライパンで焼いてしばらくして冷えて固くなった肉のイメージで、あの肉はなんせ固くなかなか噛みちぎれなかった記憶がある。
やっと噛みちぎって口の中でかんでも、大した味もせず何だかなぁと思いながら食べた。

30年以上前の事だ。
しかし竜田揚げの話を聞かせられると、美味しかったような記憶もあるように思えた。
食堂で出されたフライが昔の竜田揚げをどの程度再現しているのか、食べている誰にも判らなかったが、こんなものが給食に出ていたのならかなりのご馳走だったはずだ。

鯨はひげも肉も脂身も全部利用できる、日本人には欠かせない資源だったのにアメリカのごり押しで捕鯨が禁止されて久しい。

毛皮を取るためとか、角を取るためとかみたいな残忍な動物に対する殺生ではなくて、生きていくための食物連鎖的行為だったのに、アメリカを中心とする反捕鯨国の圧力で捕鯨できない状態になったのは憤りを感じる。

しかしその怒りや憤りを忘れさせてくれるくらいに、鯨って美味しいですよねぇ。

まもなくキリ番になりますが、踏んだ方はコメントいただけたら嬉しいです。

・・・おの・・・