手作り居酒屋「甘太郎」を展開するチェーン店が展開しているラーメン店で、大阪にも１０店舗以上あり結構メジャーなラーメン店である。
店構えや内装は清潔感もあり、従業員の接客態度も問題なく、夜の７時で５割程度の客の入りで、なんら気になるところもない良い感じのお店だった。
一番人気は何か尋ねると、迷わず従業員の口から
塩玉ラーメン
という答えが返ってきたので、それを注文してみた。
待つこと数分の、比較的早い時間でラーメンは目の前に置かれた。
豚骨ベースの塩ラーメンなのだが、スープがかなり白いのが印象的だった。
スープを口に入れると、非常にまろやかな味わいが口に広がった。
麺も特に個性は感じないものの、十分な合格点だと感じる上質なストレート麺で、チャーシューは写真を見てもらえれば判ると思うけど、大きさ的には十分な物で、若干の歯ごたえを残した仕上げで美味しく仕上がっている。
煮卵は写真には少ししか写ってないけど、まあ所謂普通のお味であった。
残す理由もなく完食したけど、チャーシューの歯ごたえとスープのまろやかさが個性と言えば個性のラーメンだった。
最近ラーメンを良く食べるので、少々評価が厳しくなっているのかもしれないけれど、欲を言えばまろやかさは判るがパンチというか、これがうちのラーメンだと言う“押し”が欲しいと感じた。
全体に仕上がりもよく、優等生ラーメンなのだが
あぁうまい！
と感じさせる何かが足りないように感じてしまう。
多数決で作ったような、無難すぎるラーメンだと感じたが、やさしい味わいは女性とっては私と逆の評価で凄く美味しいと感じる味なのかもしれない。
関西で積極的に展開する優等生ラーメンだけど、
また行きてぇー
と思わないのは何故なのか自分でも判らない。
携帯のマクロでもそれなりに写るから嬉しかった。
・・・おの・・・