
その空間は周囲のオシャレな梅田の景色と明らかに違った空間となっていた。
多くのサラリーマンでほぼ満席となった大きな立飲み屋であった。
サラリーマンといっても女の人の姿は店員さん以外になく、お客さんは比較的年齢層の高い男性ばかりである。
沢山のオシャレな居酒屋などの店に混じって、ドーンとその空間は大きく広がっている。
何で梅田の中心部にこんな場所がと思うような物凄い違和感である。
私も立飲み屋に行く事はあるがこの店は私がたまに行く店とスケールが違って、なんせ物凄く広く客も相当な数である。
画像左がその店だけど、さすがに人通りが多くて広さや客の多さを実感させるような画像は撮れなかった。
正面の階段は居酒屋のもので、左側がこの店の入口となる。
画像は捉えきれてないけど、100人近い男のいい年をしたサラリーマン風の男ばかりが立って酒を飲んでいる姿は圧巻で、見方を変えるとサラリーマンを製造している工場か、サラリーマン牧場のようにも見える。
この店を見てから何故か立飲み屋に行きたくなって、事務所の近くの店に行ったが、ここはごく普通のお店で数人の人が入れ替わり立ち代り酒を飲んでは帰っていく程度の店である。
普通の居酒屋に較べて2割から4割程度安いのが魅力だが、落ち着かず長居はできない雰囲気が立飲み屋オリジナルの雰囲気である。
最近はこういった店でさえ若い女の子に来てもらおうと中には工夫を凝らした店もあるようだけど、普通の立飲み屋には女の人は絶対に入りたいとは思わない雰囲気あって、おのずから女人禁制みたいになっており、男に連れられたOLの姿をたまに見ることはあっても、女の人だけのグループなんて見たこともない。
大阪の中心部にあったスケールの大きな立飲み屋に少しだけ感動してしまった。
・・・おの・・・