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今日の大阪の朝刊のトップを府立高校の講師採用にかかる収賄事件が飾った。

新聞によれば、大阪府教委の元教育監(61)が府立高校への非常勤講師の採用で便宜を図った見返りにわいろを受け取った疑いが強まり、大阪府警捜査2課は11日、収賄容疑で元教育監、贈賄容疑で大阪市の学校法人「上宮学園」元理事長(75)を取り調べる方針で容疑が固まれば2人を逮捕するらしい。

元教育監は現職だった2004年春ごろ、元理事長から、教員を志望していた親族を講師に採用するよう頼まれ、知人の府立高校校長に「採用してやってほしい」と依頼し、謝礼として元理事長から約30万円相当の高級スーツを受け取り、実際に元理事長の親族は実際に同校の非常勤講師に採用されたという。
 
上宮高校は、明治23(1890)年浄土宗を母胎として創立され、甲子園にも何回か出場したマンモス学校で大阪的にはかなり有名な学校である。

30万円のスーツだけで職員を採用したとは思えないし、1回だけだったとは思えないので相当な金額が渡っていたのだろう。
何人か元理事長経由で採用されている職員もいるだろうから、冷や汗を流していることだろう。

権限を現金に換える賄賂という文化は永遠に不滅なのだろうか?