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昨日朝方大阪駅の前を車で通過した。
信号待ちをしていると天気が良かったせいもあるけど、何故か空が凄く綺麗に見えたので写真を撮った。
パソコンで画像を見ると、綺麗な空は写っていて画像で見ても気持ち良い空だった。

少し前“プロジェクトX”で北九州市の大気汚染などの公害問題を、主婦達が中心となって問題提起して、最初は相手にしてもらえなかったのが、やがて地方行政や国までも動かして、数年後青い空を取り返すという内容の番組が流された。

ここ大阪も西淀川区の大気汚染や水質汚染なんかは有名だったようで、大阪市内も高度成長の時代にはさぞかし汚かったのだろう。
そんな時代に私自身は大阪に住んでいなかったので、肌で感じるような事は無く、大阪の公害問題も教科書でちょっとだけ見た記憶もあるだけだ。

大阪には転勤できたが、前任地が四国だったので大阪に来た途端に空気の悪さはハッキリ感じ、子供は大丈夫なのか懸念があったが、慣れのせいか最近空気が汚いと感じる事は全く無く、天気の良い昨日のような日は綺麗な空だと感動してしまうほどになってしまった。

実際20年少し前に大阪の海を見る機会があったが、当事の海は茶色で汚かったし、高校のときフェリーで東京に行った時甲板上立っていたら東京湾を奥に行くにつれ工場の匂いのようなもので目が痛くなったのを覚えている。
今大阪の海を見ても真っ青とは言えないまでも、昔見た茶色の海水は見当たらないし、東京に出張しても飲みすぎて腹が痛くなる事はあっても、大気汚染が原因で目が痛くなるような事は無い。

公害が問題になって以降、日本の環境は確実に良くなっていると感じる。

しかし、大阪もこうやって見ると空が結構広いのに驚かされる。
画像は大阪駅前だけど、画像の角度にもよるが、かなり広い空が写っている。
煙突の画像はパクリだけど、夜の煙の写真なんかどうやったらこんなに綺麗に取れるのか不思議だ。
煙が絹のように木目細やかに写っているので相当なスローシャッターだろうけど、肉眼でもほとんど見えないような夜の煙を確実に捉えているのは素晴らしい。

昭和40年代とか50年代なんかは、この辺の空はこんな色ではなかったんだろう。

 ・・・おの・・・