
今でもへたすれば200万円以上で売買されているという伝説のバイク。
30年以上この伝説は流れつづけているのではないだろうか?
KAWASAKI Z750RS(通称Z2(ぜっつう))
さすがに、これくらいのバイクになると実際に乗ったこともなく、持っている友人もいないので生々しいコメントは出来ないが、歴代の750(ナナハン)の中で、私的には最も好きなバイクだ。
発売は、1972年8月で打倒ホンダCB750Fをうたい文句にカワサキからデビューしたのは750のZ2ではなく、900Super4通称Z1。
後発となったため、ホンダに勝る性能を得るために750ではなく900CCでのデビューだった。
輸出用でデビューして、国内販売も行う予定だったが、日本国内では二輪車の事故増大に併せて国内750自主規制が始まってしまい、Z1は日本国内では発売が出来なくなった。
急遽、900ccのエンジンを750ccにボアダウンしたZ2(Z兇諒?雰囲気が出るかな?) が翌年の1973年国内販売された。
ホンダのOHCエンジンに対してカワサキはDOHCエンジンの投入でビッグバイクとして後発ながら爆発的な人気を得た。
人気の秘密はスペックだけではなくDOHCエンジンの持つ美しさやご覧の流れるようなスタイリングであろう。
Z1はカワサキが本格的に北米に進出するために開発されたビックマシンで、最高速度は210km/hも可能でゼロヨン12秒以下を叩き出すと言われた。
Z1は1ドル300円の時代に76万円で売られていたそうだ。
1972年と言えば今から33年前の事だ。
我々が400CCしか乗れない中、750に乗っている先輩は輝いていた。
写真はほとんどがZ2で一部Z1です。
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