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いよいよ近年稀に見る有権者の関心の高い衆議院選挙が始まる。
改革を口にして来ながら腰砕けになったかに見えた小泉首相が、郵政問題で党内部をまとめきれない状況を見て、一気に勝負に出た。

全員を集約しきれない野党をはじめとする郵政民営化反対勢力に対して、造反者を切り捨てる事によって逆に身軽になった小泉首相は一気に攻撃に転じた。
10年以上民営化を口にしてきた小泉首相にとって、今回の選挙の敗北は選挙生命の終わりを意味する。
守りに徹して、いろいろ言うけど何も変えない自民党というイメージは一新され、大きな改革に向けて駒を進める小泉自民党は我々政治に関心の低い浮動票にとって大変頼もしく見える。

どっちが野党か判らない。

長引く不況や解決の糸口を見つけられない北朝鮮拉致問題、返済不可能な国債残高、人口の減少が輪をかける年金問題、国自体が憲法を破る形で存続させつづけた自衛隊問題など、解決しなければいけない時期に来ているような気がしてくるから不思議だ。
郵便という莫大な金や利権を持つ制度を改革してしまおうなどとは普通の政治家は思わないし、思う人間はその恩恵にあやかれない一部の弱小議員くらいだった。
それを自民党の総裁であり総理がやろうというのであるから、素人にしてみればヒーローにしか見えない。

変化が我々国民にとって必ず良い結果をもたらせるとは限らないが、大きな制度改革が無ければ日本はじり貧で大きく衰退するような気がするし、小泉首相なら何かやってくれそうなオーラを感じる。
リーダー無き郵政反対では選挙に勝てないだろうし、勝ち目が無いと感じて論点を変えようとする野党にも何か魅力を感じられない。

みなさんはどう考えられますか?

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