教育カウンセラー・野田英夫です。

今日も皆様のご相談・ご質問にお答え致します。


Q.

小6の娘を持つ母親です。
先日、娘が中学受験をするのが嫌だと言い出しました。
小3から近くの進学塾に通わせていましたが、こんなことを言い出したのは初めてです。


ここ数ヶ月の間、成績は下降しっぱなしで、志望校に合格できないと思って自信をなくしたせいかもしれません。

父親は「嫌だって言うんなら無理にやらせなくても」と、真剣に考えてくれません。


どうしたらいいでしょうか。
母親としては、最後まで受験させたいと考えています。
よいアドバイスをお願いいたします。


受験?じゃあ私に聞きなさい!

A.

中学受験する生徒の約9割が、受験を辞めたいと思ったことがあるそうです。

思っただけで辞めずに最後まで受験した生徒もいれば、途中で断念してしまった生徒もいるわけです。


私は、受験することは、子どもの精神的成長にとって大きな意味があると考えています。
受験しないより、受験した方が精神的に成長できると考えています。


私の会社には、塾講師を希望している大勢の人々が集まってきます。
その人たちのほとんどが中学、高校、大学受験なりの受験経験をしているのですが、最近の少子化や大学全入時代の影響からか、受験を全く経験していない人も増えてきています。
つまり、一般入試ではなく「推薦入試」だけで入試をクリアしてきた人です。

しかし、その受験を経験していない人たちに共通するのが、責任感に欠け、継続力に欠けていることです。
少しでも嫌になったら、他人に迷惑を掛けようが、途中で投げ出してしまうのです。
受験による競争や努力する訓練がされていないため、少しでも精神的なプレッシャーやストレスがかかると、すぐに楽な方に逃げてしまうのです。
もちろん、受験経験のない全ての人がそうだとはいいませんが、多分にその傾向があることは事実です。


決めたことを最後までやり遂げることは、大きな力になります。
子どもの精神的成長に大きな影響を与えることでしょう。
成功不成功にかかわらず、きっと大きく成長されることと思います。
ですから、私も最後まで中学受験させることをお勧めします。


しかし、娘さんに中学受験をする意義を理解させる必要があります。
なぜ中学受験をするのかを深く理解させる必要があります。
本人が嫌がっているのに無理に受験させても結果は見えています。
もう一度、中学受験し、志望校に入学することを心から理解させる必要があるのです。
本気で志望校に入学したいと信念を抱いたら、今度はそう簡単には辞めるとは言い出さないようになります。
そして、勉強にも身が入ることと思います。


さらに、お父さんが子どもの受験に無関心なのはいけません。
嫌なら辞めろでは、娘さんに安易に逃げ道を示しているようなものです。
大切な子どもの進路について、両親ともに同じ方向を向かなければいけません。
大切な娘さんが、志望校に通っている姿と近くの公立中学に通っている姿の両方をイメージングするのです。
そうすればきっと、お父さんも正しい選択をし、受験を応援するようになることと思います。


中学受験の成功お祈りしています。
家族みんなで娘さんを応援して、志望校合格を勝ち取ってください。
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