今週も、女性カメラマンのNさん、おにぎり屋のヤスさん、僕の3人で「十番勝負」をしているが、土曜日が終了した時点の成績は次の通りだった。

〇Nさんは、4戦全敗だった。
〇僕は、4戦全敗だった。
〇ヤスさんは、4戦全敗だった。


今週もタキオン産駒とディープスカイ産駒、アドマイヤオーラ産駒、キャプテントゥーレ産駒出走する全レース、500万特別、オープン・重賞が「十番勝負」の対象で、日曜日は以下の7レースが対象となるが、最近の競走成績などから、中京10Rは対象から除外することにした。

◆3月27日(日)
〇中山2R 3歳未勝利 ダ1200:タケルアロー(☆石川裕紀人)
〇中山9R ミモザ賞 3歳500万下 牝 芝2000(10頭)
〇阪神5R 3歳未勝利 芝1800:プログレスシチー(藤岡佑介)
〇阪神8R 4歳上500万下 ダ1200:ボストンビリーヴ(▲森裕太朗)
〇中京1R 3歳未勝利 ダ1200:ヴァイスクリガー(和田竜二)
〇中京9R 大寒桜賞 3歳500万下 芝2200(10頭)
〇中京10R 名古屋城S 4歳上1600万下 芝2200:コモノドラゴン(池添謙一) ⇒パス

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日曜日は、3場すべてが芝・ダートともに良でスタートした。

〇中京1R 3歳未勝利 ダ1200:ヴァイスクリガー(和田竜二)
キャプテントゥーレ産駒のヴァイスクリガーは、前走は2番人気で5着だったが、脚質的には中京コース向きで、和田騎手への乗り替わりもプラスになりそうだ。
⇒前走の実績では、フュテールが抜けた人気になりそうだが、次いで、グロウインザダーク、ストロングハピネス、カシノアーニング、エバーチェンジングも馬券圏内で、初ダートのアイシーザライト、ポテンツァ、今回が2戦目のオイヌサマ、ピーマックスも注意が必要だ。

僕は先行力のあるストロングハピネス、ヤスさんは中京コースが合いそうなカシノアーニングを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、キャプテントゥーレ産駒のヴァイスクリガーの単勝と、前走の実績で上位のフュテールへの馬単と馬連、グロウインザダークへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、ストロングハピネスの単勝と、前走の実績で上位のフュテールへの馬単と馬連、エバーチェンジングへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、カシノアーニングの単勝と、前走の実績で上位のフュテールへの馬単と馬連、ヴァイスクリガーへのワイド
、3頭の3連複の合計5点。

<結果>
1着 エバーチェンジング(父ケイムホーム)7人
2着 グロウインザダーク(父ダンスインザダーク)3人
3着 フュテール(父スウェプトオーヴァーボード)1人


「うーん、もう少しだったね」
と僕が言った。ヤスさんの軸馬のカシノアーニングが4着、僕の軸馬のストロングハピネスが5着で、二人とも今週の初勝利にわずかに届かなかった。

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〇中山2R 3歳未勝利 ダ1200:タケルアロー(☆石川裕紀人)
アドマイヤオーラ産駒のタケルアローは、前走は4番人気で3着だったが、中山コース向きの脚質で、石川裕紀人騎手との相性もよく、前走以上のレースが期待できそうだ。
⇒前走の実績では、セイユウボーイ、セレノグラフィー、サンデリアーナの3頭が有力だが、次いで、ビレッジエンパイア、アルマラナキラ、コントロールタワー、ミディも馬券圏内で、前々走は2着のキョウエイラヴ、前走は競走中止のラッキーガナドールも注意が必要だ。

僕は成績が安定しているアルマラナキラ、ヤスさんは前々走は2着のキョウエイラヴを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、アドマイヤオーラ産駒のタケルアローの単勝と、前走の実績で上位のセイユウボーイへの馬連とワイド、ミディへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、アルマラナキラの単勝と、前走の実績で上位のサンデリアーナへの馬連とワイド、前走は競走中止のラッキーガナドールへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、キョウエイラヴの単勝と、前走の実績で上位のセレノグラフィーへの馬連とワイド、ビレッジエンパイアへのワイド、3頭の3連複の合計5点。

<結果>
1着 ビレッジエンパイア(父エンパイアメーカー)10人
2着 タケルアロー(父アドマイヤオーラ)1人
3着 セレノグラフィー(父アドマイヤムーン)5人


「うーん、もう少しだったのに」
とNさん。藤田菜七子騎手のミディを競り落としたタケルアローが押し切る体勢だったが、ゴール板直前に勝馬に差されての惜敗だった。

「ヤスさんも惜しかったね」
と僕が言った。軸馬のキョウエイラヴは僅差の4着だったが、10番人気の勝馬を相手に抑えていたので、もう少しで好配当のワイドを的中していた。


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〇阪神5R 3歳未勝利 芝1800:プログレスシチー(藤岡佑介)
ディープスカイ産駒のプログレスシチーは、前走は8番人気で5着だったが、上がりの時計は2番目で、今回は3走目でさらに上昇が期待できそうだ。
⇒前走の実績では、ハナズレジェンド、ワンスインアライフの一騎打ちムードだが、次いで、ウォーターシャウト、コスモスコルピウス、ロビーナ、前走は5番人気のショウナンラテール、ゴールドインゴットも馬券圏内で、阪神コースで3着の実績があるアイアンマン、初出走で白老ファームの生産馬のジャストコーズも注意が必要だ。

僕は阪神コースで3着の実績があるアイアンマン、ヤスさんは前走は5番人気のゴールドインゴットを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、ディープスカイ産駒のプログレスシチーの単勝と、前走の実績で上位のハナズレジェンドへの馬連とワイド、コスモスコルピウスへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、アイアンマンの単勝と、前走の実績で上位のハナズレジェンドへの馬連とワイド、前走は5番人気のショウナンラテールへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、ゴールドインゴットの単勝と、前走の実績で上位のワンスインアライフへの馬連とワイド、ウォーターシャウトへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 ウォーターシャウト(父ステイゴールド)4人
2着 ショウナンラテール(父ディープインパクト)3人
3着 ハナズレジェンド(父ハーツクライ)1人


「ゴール前で着順が一変したレースだったけど、3・4番人気の組合せにしてはいい配当になったね」
と僕が言った。3着馬が圧倒的な人気になっていたためで、馬連は8,070円の好配当になった。

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〇阪神8R 4歳上500万下 ダ1200:ボストンビリーヴ(▲森裕太朗)
⇒タキオン産駒のボストンビリーヴは、前走は5番人気で5着だったが、今回は新人の森裕太朗騎手が騎乗するので、軽量を生かした大駆けが期待できる。
⇒前走の実績では、ダイシンバルカン、セトアロー、ワキノハガクレ、サンビショップ、ナガラブルボンの5頭が有力だが、次いで、ゼクト、ロードメビウス、メイショウカフウも馬券圏内で、前々走は3着のティーエスカクタスも注意が必要だ。

僕は前々走は3着で菱田裕二騎手に乗り替わったティーエスカクタス、ヤスさんは内枠に入った先行タイプのロードメビウスを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、タキオン産駒のボストンビリーヴの単勝と、前走の実績で上位のダイシンバルカンへの馬連とワイド、サンビショップへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、ティーエスカクタスの単勝と、前走の実績で上位のセトアローへの馬連とワイド、ゼクトへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、ロードメビウスの単勝と、前走の実績で上位のワキノハガクレへの馬連とワイド、ナガラブルボンへのワイド、3頭の3連複の合計5点。

<結果>
1着 ワキノハガクレ(父ハーツクライ)4人
2着 ダイシンバルカン(父サクラバクシンオー)1人
3着 メイショウカフウ(父スタチューオブリバティ)8人


「ゴール前は5頭が一線の激戦だったけど、幸四郎はこういうレースに強いね」
と僕が言った。メイショウに騎乗する時の武幸四郎騎手は要注意で、このレースでも際どく3着に入った。

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〇中山9R ミモザ賞 3歳500万下 牝 芝2000(10頭)
⇒前走の実績では、シャクンタラー、パールコードの一騎打ちムードだが、次いで、OPで5着の実績があるパラノーマル、500万で5着の実績があるトモジャクール、前走の新馬を勝ち上がったバレエダンサー、芝の未勝利を勝ち上がったヨシノザクラ、ジェラシーも馬券圏内で、中山芝2000mの新馬を勝ち上がっているレッドリュンヌも注意が必要だ。
⇒先行馬が有利なコースで、展開的にはバレエダンサー、パールコードの2頭が上位だが、前が速くなると追い込みが決まる可能性があり、前走の上がりの時計では、レッドリュンヌ、ジェラシーが上位だ。

Nさんは未勝利を勝ち上がったジェラシーを、僕は新馬を勝ち上がったバレエダンサーを、ヤスさんは中山芝2000mの新馬を勝ち上がっているレッドリュンヌを軸馬にした。

レッドリュンヌは競走除外となった。

<3人の予想>
〇Nさんは、ジェラシーの単勝と、前走の実績で上位のパールコードへの馬連とワイド、パラノーマルへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、バレエダンサーの単勝と、前走の実績で上位のパールコードへの馬連とワイド、ヨシノザクラへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、レッドリュンヌの単勝と、前走の実績で上位のシャクンタラーへの馬連とワイド、500万で5着の実績があるトモジャクールへのワイド、3頭の3連複の合計5点。

<結果>
1着 パールコード(父ヴィクトワールピサ)1人
2着 ジェラシー(父ハービンジャー)3人
3着 シャクンタラー(父ゼンノロブロイ)4人
*Nさんが、馬連(460円)と、1-2着のワイド(210円)の2点を的中した。


「何はともあれ、今週の初勝利よ」
とNさん。人気サイドの決着となったが、追い込みタイプのジェラシーを選択したことが功を奏した。

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〇中京9R 大寒桜賞 3歳500万下 芝2200(10頭)
⇒前走の実績では、アグネススターダム、ミヤビエンブレム、アグネスフォルテの3頭が有力だが、次いで、前走の芝の未勝利を勝ち上がったレッドエルディスト、エーティーサンダー、ステイキングダム、カタルーニャ、カフジプリンスも馬券圏内で、ダートの未勝利を勝ち上がったキンシャサノキセキ産駒のストライクイーグルも注意が必要だ。
⇒前走の上がりの時計では、アグネススターダム、カタルーニャ、カフジプリンスが上位だ。

Nさんは母父タキオンのアグネススターダムを、僕は前走の上がりの時計で上位のカフジプリンスを、ヤスさんは500万で実績豊富なアグネスフォルテを軸馬にした。


<3人の予想>
〇Nさんは、アグネススターダムの単勝と、前走の実績で上位のアグネスフォルテへの馬連とワイド、未勝利を勝ち上がったレッドエルディストへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、カフジプリンスの単勝と、前走の実績で上位のアグネススターダムへの馬連とワイド、カタルーニャへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、アグネスフォルテの単勝と、前走の実績で上位のミヤビエンブレムへの馬連とワイド、ステイキングダムへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 レッドエルディスト(父)3人
2着 アグネスフォルテ(父)7人
3着 リアルキング(父キングカメハメハ)10人


「今日のヤスさんは本当にツキがないね」
と僕が言った。軸馬のアグネスフォルテが直線半ばで抜け出した時は誰もが完勝と思い、2着はどれかと見ていたが、勝馬が鋭く追い込んでアグネスフォルテまで差し切ってしまった。

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〇中京10R 名古屋城S 4歳上1600万下 芝2200:コモノドラゴン(池添謙一) ⇒パス
⇒7着(9番人気)

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今週の「十番勝負」が終了し、結果は次の通りだった。

〇Nさんは、10戦1勝(的中は2点)で、配当は670だった。
〇僕は、10戦全敗だった。
〇ヤスさんは、9戦全敗だった。


「今週は惨敗だったけど、ツキもなかったね」
と僕が言った。ヤスさんは惜しいレースが多かったが、Nさんは僕の都合で土曜日の午前中のレースをパスしたことが大きかった。

来週から4月で、第2週は春のクラシックの第1弾となる桜花賞だ。

(FIN)