今週も、女性カメラマンのNさん、おにぎり屋のヤスさん、僕の3人で「十番勝負」をしているが、土曜日が終了した時点の成績は次の通りだった。

〇Nさんは、9戦2勝(的中は3点)で、配当は2,980円だった。
〇僕は、9戦全敗だった。
〇ヤスさんは、9戦全敗だった。


今週もタキオン産駒とディープスカイ産駒、アドマイヤオーラ産駒、キャプテントゥーレ産駒出走する全レース、芝の3歳新馬戦、500万特別、オープン・重賞が「十番勝負」の対象で、日曜日は以下の9レースが対象となるが、最近の競走成績などから、中山3Rは対象から除外することにした。

◆3月13日(日)
〇中山1R 3歳未勝利 ダ1800:サングラスポテト(大野拓弥)
〇中山3R 3歳未勝利 ダ1800:ニシノライト(大野拓弥) ⇒パス
〇中山8R 4歳上500万下 牝 ダ1200:カレリア(柴山雄一)
〇中山12R 4歳上1000万下 ダ1800:タンジブル(柴山雄一)
〇阪神11R 報知杯フィリーズレビュー 3歳オープン 牝 芝1400(16頭)
〇中京1R 3歳未勝利 ダ1800:アイアンアヴァロン(伴啓太)
〇中京3R 3歳未勝利 ダ1200:シゲルサツキサバ(D.バルジュー)
〇中京6R 3歳未勝利 ダ1900:ケイツートール(丸山元気)
〇中京9R 歳上500万下 芝2000:スターチェイサー(北村友一)

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日曜日は、中山が芝は良、ダートは稍重、阪神と中京が芝・ダートともに良でスタートした。

〇中京1R 3歳未勝利 ダ1800:アイアンアヴァロン(伴啓太)
⇒キャプテントゥーレ産駒のアイアンアヴァロンは、前走は14番人気で9着だったが、3走前の中京コースでは5着と好走しており、今回は軽量の伴啓太騎手への乗り替わりもプラスになりそうだ。
⇒前走の実績では、クラウンロマン、オーシャンマタハリ、ティーパフォーマーの3頭が有力だが、次いで、プルミエエトワール、シルヴィーボーテ、前走は5番人気のダウンタウンブギも馬券圏内で、1番枠に入った先行タイプのグッドプリンも注意が必要だ。

僕は前走は14番人気で4着のオーシャンマタハリを、ヤスさんは1番枠に入った先行タイプのグッドプリンを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、キャプテントゥーレ産駒のアイアンアヴァロンの単勝と、前走の実績で上位のクラウンロマンへの馬連とワイド、プルミエエトワールへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、オーシャンマタハリの単勝と、前走の実績で上位のティーパフォーマーへの馬連とワイド、シルヴィーボーテへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、グッドプリンの単勝と、前走の実績で上位のティーパフォーマーへの馬連とワイド、前走は5番人気のダウンタウンブギへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 ダンツチェック(父スターリングローズ)8人
2着 シルヴィーボーテ(父キングカメハメハ)5人
3着 オーシャンマタハリ(父サンライズバッカス)3人
*僕が、2-3着のワイド(830円)を的中した。


「何はともあれ、今週の初勝利だよ」
と僕が言った。土曜日は全敗だったので、今日の最初のレースで1勝したのは気分的に大きい。

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〇中山1R 3歳未勝利 ダ1800:サングラスポテト(大野拓弥)
⇒ディープスカイ産駒のサングラスポテトは、前走は1番人気で3着だったが、先行タイプで、中山コースに変わるのはプラスになりそうだ。
⇒前走の実績では、アスタリスク、アッテンツィオーネの2頭が有力だが、次いで、トーアシラヌイ、タケルナイト、フィガロズサンも馬券圏内で、中山コースで3着の実績があるティーソル、中山コースの新馬戦で1番人気だったイスズブライト、初ダートのギンザマトリックス、ブラスロック、ヘヴンリーソードも注意が必要だ。

僕は戸崎騎手が騎乗する初ダートのブラスロックを、ヤスさんは中山コースの新馬戦で1番人気だったイスズブライトを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、ディープスカイ産駒のサングラスポテトの単勝と、前走の実績で上位のアッテンツィオーネへの馬単と馬連、トーアシラヌイへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、ブラスロックの単勝と、前走の実績で上位のアッテンツィオーネへの馬連とワイド、ジャングルポケット産駒で初ダートのギンザマトリックスへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、イスズブライトの単勝と、前走の実績で上位のサングラスポテトへの馬連とワイド、アスタリスクへのワイド、3頭の3連
複の合計5点。

<結果>
1着 アスタリスク(父ブラックタイド)2人
2着 ギンザマトリックス(父ジャングルポケット)5人
3着 ブラスロック(父ブラックタイド)3人
*僕が、2-3着のワイド(910円)を的中した。


「勝馬に差し返されたけど、ギンザマトリックスが先頭に立った時は軸馬をまちがえたかと思ったよ」
と僕が言った。僕は穴人気のジャングルポケット産駒を軸馬にすることが多いが、このレースでもブラスロックとギンザマトリックスのどちらを軸馬にするかずいぶんと迷ったからだ。

「サングラスポテトはどうしたのかしらね」
とNさん。今日は1番人気に支持されていて、3コーナーまでは3番手の好位にいたが、4コーナーあたりから騎手が追うことをやめ、競走中止にはしなかったが、歩くようにゆっくりと進んでゴールした。

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〇中京3R 3歳未勝利 ダ1200:シゲルサツキサバ(D.バルジュー)
⇒ディープスカイ産駒のシゲルサツキサバは、前走は13番人気で6着だったが、2戦目で大きく上昇し、今回はD.バルジュー騎手に乗り替わって前走以上のレースができそうだ。
⇒前走の実績では、マルターズゲイルが抜けた人気になりそうだが、次いで、ロマンコスモ、3着の実績があるトキメキアイナ、4着の実績があるグロウインザダーク、マイネルゴールも馬券圏内で、今回が初ダートのスフバータル、カノヤルジャンドル、サンキューも注意が必要だ。

僕は前走は半年ぶりのロマンコスモを、ヤスさんは先行力がある初ダートのスフバータルを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、ディープスカイ産駒のシゲルサツキサバの単勝と、前走の実績で上位のマルターズゲイルへの馬連とワイド、4着の実績があるグロウインザダークへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、ロマンコスモの単勝と、前走の実績で上位のマルターズゲイルへの馬連とワイド、初ダートのサンキューへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、スフバータルの単勝と、前走の実績で上位のマルターズゲイルへの馬連とワイド、4着の実績があるマイネルゴールへのワイド、3頭の3連複の合計5点。

<結果>
1着 サンキュー(父タイキシャトル)7人
2着 ベルウッドタマド(父ゴールドヘイロー)8人
3着 マイネルゴール(父ネオユニヴァース)4人

「初ダートの勝馬の圧勝だったけど、市川義美さんの馬で気にはなっても、軸馬にするほどの勇気はなかったね」
と僕が言った。芝の3走はすべて2ケタ着順だったが、位置取りも後方のままだったので、これほどの一変は予想できなかった。

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〇中山3R 3歳未勝利 ダ1800:ニシノライト(大野拓弥) 
⇒パス
⇒7着(11板人気)

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〇中京6R 3歳未勝利 ダ1900:ケイツートール(丸山元気)
⇒ディープスカイ産駒のケイツートールは、2戦連続2着で、勝ち上がりまでもう一歩だが、中京コース向きの先行脚質で、距離の短縮もプラスになりそうだ。
⇒前走の実績では、ケイツートールとウィーバービルの一騎打ち模様だが、前々走は4着のサムライフォンテン、5着のタマモベルガモ、6着のベストインザスカイも馬券圏内で、今回が初ダートのメメニシコリ、ノーザンエンブレム、ディモンドも注意が必要だ。

僕は前々走は5着のタマモベルガモを、ヤスさんは、初ダートのディモンドを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、ディープスカイ産駒のケイツートールから、前走の実績で上位のウィーバービルへの馬単と馬連、前々走は4着のサムライフォンテンへのワイド、3頭の3連複、ケイツートール⇒ウィーバービル⇒サムライフォンテンの3連単の合計5点。
〇僕は、タマモベルガモの単勝と、前走の実績で上位のケイツートールへの馬連とワイド、前々走は6着のベストインザスカイへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、ディモンドの単勝と、前走の実績で上位のケイツートールへの馬連とワイド、ウィーバービルへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 ケイツートール(父ディープスカイ)1人
2着 ウィーバービル(父ゴールドアリュール)2人
3着 タマモベルガモ(父クロフネ)6人
*Nさんが、馬連(360円)と、馬単(470円)の2点を的中した。
*僕が、1-3着のワイド(370円)を的中した。


「あーあ、惜しかった!」
とNさん。相手馬に選んだ5番人気のサムライフォンテンが外から追い込んで3着争いとなったが、わずかに届かずに4着となり、ワイド、3連複、3連単の的中を逸した。

「悪いことをしたね」
と僕が続けた。タマモベルガモは熊沢重文騎手だったが、1・2着とは大きく離れていたものの、最後までしっかりと追って際どく3着に残った。

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〇中山8R 4歳上500万下 牝 ダ1200:カレリア(柴山雄一)
⇒ディープスカイ産駒のカレリアは、前走の昇級戦は10番人気で15着だったが、先行できるかどうかがポイントで、今回は柴山騎手に乗り替わって一変が期待できる。
⇒前走の実績では、アミーキティアが抜けた人気になりそうだが、シャンパンサーベル、ツウローゼズ、ハイレベルバイオ、前々走は4着のマダムアグライア、中山コースで3着の実績があるパッシオーネラヴィも馬券圏内で、先行力のあるバリアーモ、1番枠に入った藤田菜七子騎手のオーミアリエルも注意が必要だ。

僕は中山コースで3着の実績があるパッシオーネラヴィを、ヤスさんは母父がトウシヨウボーイのツウローゼズを軸馬にした。

*シャンパンサーベルは出走取消。

<3人の予想>
〇Nさんは、ディープスカイ産駒のカレリアの単複と、前走の実績で上位のアミーキティアから、ディープスカイ産駒のカレリア、母父タキオンで前々走は4着のマダムアグライアへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、パッシオーネラヴィの単勝と、前走の実績で上位のシャンパンサーベルへの馬連とワイド、ハイレベルバイオへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、ツウローゼズの単勝と、前走の実績で上位のアミーキティアへの馬連とワイド、1番枠に入った藤田菜七子騎手のオーミアリエルへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 ツウローゼズ(父)3人
2着 アミーキティア(父)1人
3着 カレリア(父ディープスカイ)7人
*Nさんが、カレリアの複勝(440円)と、2-3着のワイド(710円)の2点を的中した。
*ヤスさんが、ツウローゼズの単勝(1,200円)、馬連(580円)、1-2着のワイド(270円)の3点を的中した。


「ヤスさん、今週の初勝利、おめでとう」
と僕が言った。上位人気のシャンパンサーベルが出走を取り消したために、単勝も馬連もオッズが下がってしまったが、それでも3点の的中は見事だ。

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〇中京9R 歳上500万下 芝2000:スターチェイサー(北村友一)
⇒アドマイヤオーラ産駒のスターチェイサーは、前走は11番人気で13着だったが、土曜日のアドマイヤオーラ産駒は2戦2勝で、スターチェイサーも今回は芝に戻し、前走とは一変したレースが期待できそうだ。
⇒前走の実績では、シャドウゲーム、ナスノセイカン、スカーレットデビル、コーラルタワー、レジメンタルの5頭が横一線の混戦模様で、次いで、500万で2着の実績があるエアピザレー、前走はダートのカレングランブルーも注意が必要だ。

僕は500万で2着の実績があるエアピザレーを、ヤスさんは先行力のあるカレングランブルーを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、アドマイヤオーラ産駒のスターチェイサーの単勝と、前走の実績で上位のレジメンタルへの馬連とワイド、スカーレットデビルへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、エアピザレーの単勝と、前走の実績で上位のナスノセイカンへの馬連とワイド、コーラルタワーへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、カレングランブルーの単勝と、前走の実績で上位のシャドウゲームへの馬連とワイド、アドマイヤオーラ産駒のスターチェイサーへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 ナスノセイカン(父ハーツクライ)2人
2着 エアピザレー(父ハーツクライ)3人
3着 カレングランブルー(父ハーツクライ)4人
*僕が、馬連(1,140円)と、1-2着のワイド(470円)の2点を的中した。


「ハーツクライ産駒のワンツースリーだったけど、うーん、もう少しだったね」
と僕が言った。軸馬のエアピザレーが先に抜け出したが、ゴール直前に外から来た勝馬に差されて単勝を逸した。

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〇阪神11R 報知杯フィリーズレビュー 3歳オープン 牝 芝1400(16頭)
⇒前走までの実績では、重賞勝馬のキャンディバローズ、OP勝ちのボーダレス、メイショウスイヅキ、エルフィンSで2着のダイアナヘイロー、阪神JFで5着のアットザシーサイド、フェアリーSで4着のクードラパンが上位だが、次いで、500万勝ちのワンダフルラッシュ、ウインミレーユ、カトルラポールも大きな差はなく、デムーロに乗り替わったナタリーバローズ、ルメールに乗り替わったリルティングインクも注意が必要だ。
⇒芝1400mの実績では、キャンディバローズ、アットザシーサイド、ウインミレーユ、カトルラポール、メイショウスイヅキ、ナタリーバローズなどが上位だ。

Nさんは母父タキオンで阪神JFで5着のアットザシーサイドを、僕は芝1400mの適性で上位のダイアナヘイローを、ヤスさんはダイワメジャー産駒で好位でレースができるクードラパンを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、アットザシーサイドの単勝と、母父タキオンのナタリーバローズへの馬連とワイド、OP勝ちのメイショウスイヅキへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、ダイアナヘイローの単勝と、重賞勝馬のキャンディバローズへの馬連とワイド、OP勝ちのボーダレスへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、クードラパンの単勝と、マツリダゴッホ産駒でルメールに乗り替わったリルティングインクへの馬連とワイド、500万勝ちのウインミレーユへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 ソルヴェイグ(父ダイワメジャー)8人
2着 アットザシーサイド(父キングカメハメハ)1人
3着 キャンディバローズ(父ディープインパクト)2人


「うーん、今年はダイワメジャーの当たり年だというのはわかっていたけどね」
と僕が言った。阪神芝1400mは内枠の先行馬が有利なこともわかっていて、僕の軸馬は3番枠のダイアナヘイローにし、ヤスさんもダイワメジャー産駒クードラパンを軸馬にしたが、2番枠のソルヴェイグはその盲点になっていた。

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〇中山12R 4歳上1000万下 ダ1800:タンジブル(柴山雄一)
⇒ディープスカイ産駒のタンジブルは、前走は4番人気で13着だったが、中山コースでは500万勝ちの実績があり、今回は柴山騎手に乗り替わり、上位争いが期待できそうだ。
⇒1600万から降級のケンブリッジサン、前走の実績で上位のクールエイジア、クラーロデルナ、クラウンシャインの4頭が有力だが、次いで、前走は3番人気のルールソヴァール、1000万で2着の実績があるゴーイングベル、3着の実績があるレッドジョーカーも馬券圏内で、前走の500万を勝ち上がったレッツゴースター、アンヴェイルドも注意が必要だ。

僕は1000万で2着の実績があるゴーイングベルを、ヤスさんは前走は3番人気のルールソヴァールを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、ディープスカイ産駒のタンジブルの単勝と、前走の実績で上位のクールエイジアへの馬連とワイド、500万を勝ち上がったレッツゴースターへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、ゴーイングベルの単勝と、前走の実績で上位のクラウンシャインへの馬連とワイド、500万を勝ち上がったアンヴェイルドへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、ルールソヴァールの単勝と、前走の実績で上位のクラーロデルナへの馬連とワイド、1600万から降級のケンブリッジサンへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 クラウンシャイン(父フォーティナイナーズサン)1人
2着 ルールソヴァール(父フレンチデピュティ)2人
3着 ゴーイングベル(父クーリンガー)4人
*僕が、1-3着のワイド(550円)を的中した。


「どの馬が人気になるか予想ができなかったレースだけど、結果だけ見ると人気通りだから不思議だね」
と僕が言った。最後は1・2着馬の叩き合いになり、先行したヤスさんの軸馬のルールソヴァールが残ったように見えたが、際どく勝馬が差していたようだ。

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今週の「十番勝負」が終了し、結果は次の通りだった。

〇Nさんは、17戦4勝(的中は7点)で、配当は4,960円だった。
〇僕は、17戦5勝(的中は6点)で、配当は4,270円だった。
〇ヤスさんは、17戦1勝(的中は3点)で、配当は2,050円だった。


「今日一日で5勝もできたので、配当よりは楽しめたけど、やっぱり土曜日の全敗が痛かったね」
と僕が言った。3月から新人調教師と騎手がデビューし、まだ落ち着かない雰囲気が漂っていて、西のレースは外国人騎手のデムーロとルメールに人気も成績も偏っている。

「デムーロとルメールの組合せを買っていればいいなんて、何か面白くないわね」
とNさん。2人とも勝率は2割を超え、連対率は3割を超えているが、ルメールにいたっては連対率が4割近く、3着内率は5割5分という数字で、2人を外す馬券は考えにくいのが実際だ。

「今日の阪神は荒れ気味だったけど、デムーロとルメールが連対しなかったレースが12レース中7レースもあったからね」
と僕が言った。

来週は3日間開催となるが、中山で皐月賞トライアルのスプリングSと、3歳牝馬のフラワーCがあり、抽選によっては藤田菜七子騎手がフラワーCに騎乗するようだ。

(つづく)