今週も、女性カメラマンのNさん、おにぎり屋のヤスさん、僕の3人で「十番勝負」をするが、今週から中山、阪神、中京の3場開催だ。

今週もタキオン産駒とディープスカイ産駒、アドマイヤオーラ産駒、キャプテントゥーレ産駒出走する全レース、芝の3歳新馬戦、500万特別、オープン・重賞が「十番勝負」の対象で、土曜日は以下の11レースが対象となるが、出走頭数と最近の競走成績などから、中山2R、阪神9Rは対象から除外することにした。

◆3月12日(土)
〇中山2R 3歳未勝利 ダ1200:デルマスギサク(菊沢一樹)、ドーンフライト(丸山元気) ⇒パス
〇中山4R 3歳新馬 ダ1800:キャプテンヴォーグ(井上敏樹)
〇中山11R アネモネステークス 3歳オープン  牝 芝1600(16頭)
〇阪神4R 3歳未勝利 芝1400:アイファープリティ(北村友一)
〇阪神5R 4歳上500万下 牝 ダ1400:デストリアー(小牧太)
〇阪神7R 4歳上500万下 ダ1200:ボストンビリーヴ(松田大作)
〇阪神9R ゆきやなぎ賞 3歳500万下 芝2400(7頭) ⇒パス
〇阪神12R 4歳上1000万下 牝 ダ1800:エーティーロゼッタ(四位洋文)
〇中京8R 4歳上500万下 芝1400:メモリーデシジョン(幸英明)、モンテエベレスト(蛯名正義)
〇中京10R フローラルウォーク賞 3歳500万下 芝1600(10頭)
〇中京12R 納屋橋ステークス 4歳上1600万下 ダ1400:サウンドアドバイス(蛯名正義)、ノボバカラ(戸崎圭太)

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今週の3月11日は、北の地で育ったヤスさんにとっては特別な日だ。

「5年経って、変わったことと、変わらないことがあるよね」
と僕がヤスさんに言った。

「5年経っても悔しいな」
とヤスさん。大切なものをいろいろ失ったが、「思い出」を失ってしまった悔しさは変わらないようだ。

「誰かが、人は思い出で生きている、と言ったけど、確かにそうかもしれないね」
と僕が続けた。つくり直したり、新しくつくったりできるものもあるが、思い出はつくり直すことのできないかけがえのないものだ。

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先週から新人調教師と騎手がデビューしたが、先週は「菜七子フィーバー」に沸いた1週間だった。

「今週は7鞍に乗るようだけど、来週のフラワーCにも騎乗依頼が来たようね」
とNさん。新人がデビューしてすぐに重賞に騎乗するのは珍しいことで、しかも、春のクラシックの出走権がかかった重要なレースだ。

「ヤスさん、菜七子騎手はどう?」
と僕が訊いた。先週は3鞍に騎乗し、2着、9着、11着という成績だった。

「軽さはあるな」
とヤスさん。その点は武豊騎手がデビューした時を彷彿させるようで、馬に負担をかけないので、レース後も疲労が少ないということのようだ。

「やっぱり、東京よりは、中山や小回りのローカル向きなんでしょうね」
とNさん。スタートも上手で、調教師の指示通りの乗り方もできるようなので、その点を評価されての重賞への騎乗依頼だったようだ。

「洋一のように乗れるといいな」
とヤスさん。洋一とは福永祐一騎手の父親の福永洋一騎手のことで、同期に岡部幸雄騎手や柴田政人騎手などがいるが、成績は同期の中でも1番で、特に大レースに強い騎手だった。

「逆上がりもできなかったという話は有名だね」
と僕が続けた。同期と比べても筋力や運動神経ではかなり劣っていたようだが、馬に乗るとそれが一変し、洋一が乗ると馬が勝手に走ると言われたようだ。

「位置取りもうまかったな」
とヤスさん。インでも大外でも、意外なところから飛び出してきたようで、クセ馬も洋一騎手のドライビングには素直に従ったようだ。

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土曜日は、中山と阪神が芝は良、ダートは稍重、中京が芝・ダートともに良でスタートした。

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〇中山2R 3歳未勝利 ダ1200:デルマスギサク(菊沢一樹)、ドーンフライト(丸山元気) ⇒パス
⇒デルマスギサク:16着(14番人気)
⇒ドーンフライト:9着(15番人気)

「このレースにも菜七子騎手が出走していたけど、6着だったね」
と僕が言った。4番人気だったが、スタートでやや後手をひき、直線は大外に持ち出して追い上げたが、掲示板にわずかに届かずの6着だった。

「中山1Rも4番人気で13着だったけど、人気になりすぎて、少しかわいそうね」
とNさん。戦績からは4番人気になる馬ではなく、明らかに菜七子騎手を応援する4番人気だ。

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〇阪神4R 3歳未勝利 芝1400:アイファープリティ(北村友一)
⇒アドマイヤオーラ産駒のアイファープリティは、前走は9番人で6着だったが、バティスティーニの2着だった新馬戦の衝撃も徐々に薄れつつあるが、今回は北村騎手に乗り替わり、1番枠に入ったので、思い切って前でのレースをしてきそうだ。
⇒前走の実績では、ピッツバーグが抜けた人気になりそうだが、次いで、タランテュー、エイシンシルダリア、エンプレスクー、クールゼファー、スペードクイーン、クニサキゴメスタアも馬券圏内で、前走の新馬戦は2番人気のジェットバローズ、5番人気のグルーヴィタイム、初出走のサングムーンも注意が必要だ。

僕は初出走のサングムーンを、ヤスさんは前走の新馬戦は2番人気のジェットバローズを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、アドマイヤオーラ産駒のアイファープリティの単勝と、前走の実績で上位のピッツバーグへの馬連とワイド、母父タキオンで前走の新馬戦は5番人気のグルーヴィタイムへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、サングムーンの単複と、前走の実績で上位のスペードクイーン、クールゼファーへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、ジェットバローズの単勝と、前走の実績で上位のタランテューへの馬連とワイド、エイシンシルダリアへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 アイファープリティ(父アドマイヤオーラ)5人
2着 スターペスマックス(父アドマイヤマックス)12人
3着 クールゼファー(父Street Cry)3人
*Nさんが、アイファープリティの単勝(1,600円)を的中した。

「やってくれたわ、プリティ!」
とNさんが叫んだ。京都の芝2000mの新馬戦でバティスティーニの2着と好走し、その時の上がりが33.4だったので、いつ勝ってもおかしくない能力をもっていたが、その後の4戦で凡走し、今日は5番人気での出走だった。

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〇中山4R 3歳新馬 ダ1800:キャプテンヴォーグ(井上敏樹)
⇒キャプテントゥーレ産駒のキャプテンヴォーグは、母父はLawSocietyで、母のライラッククイーンは2001年の独オークスで2着、半兄にダートで現3勝のヘルツフロイントがいる。社台ファームの生産馬で、スピードと底力に優れた配合だ。
⇒新種牡馬の産駒は、ナカヤマフェスタ産駒のバーニングマンナカヤマアリス、カジノドライヴ産駒のバトルランマンの3頭で、その他では、白老ファームの生産馬でハービンジャー産駒のタイタンアルムが注目されるが、中山コースとダ1800mの適性では、ゴールドアリュール産駒のクインズプルート、ネオユニヴァース産駒のネオビッグバン、ファスリエフ産駒のアルファジェイドフレアリングブルー、キングカメハメハ産駒のリキサンダイオー、クロフネ産駒のサンライズミライなどが上位だ。

僕はハービンジャー産駒のタイタンアルムを、ヤスさんはファスリエフ産駒のアルファジェイドを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、キャプテントゥーレ産駒のキャプテンヴォーグの複勝と、新種牡馬でナカヤマフェスタ産駒のバーニングマンナカヤマアリスの2頭を加えた3頭のワイドボックス、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、ハービンジャー産駒のタイタンアルムの単勝と、ゴールドアリュール産駒のクインズプルートへの馬連とワイド、クロフネ産駒のサンライズミライへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、ファスリエフ産駒のアルファジェイドの単勝と、ネオユニヴァース産駒のネオビッグバンへの馬連とワイド、ファスリエフ産駒のフレアリングブルーへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 クインズプルート(父ゴールドアリュール)2人
2着 リキサンダイオー(父キングカメハメハ)10人
3着 チュウワサイレンス(父サイレントディール)8人


キャプテンヴォーグは15番人気だったけど、見せ場は十分だったわ」
とNさん。好スタートから番手につけ、直線に入って先頭に並びかける脚を見せたが、最後まで粘って7着と健闘した。

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〇阪神5R 4歳上500万下 牝 ダ1400:デストリアー(小牧太)
⇒ディープスカイ産駒のデストリアーは、前走は2番人気で11着だったが、不良馬場と1番枠が影響したようで、今回は2着2回の実績がある阪神コースに変わり、小牧騎手への乗り替わりもプラスになりそうだ。
⇒前走の実績では、テイエムリヴィエラが抜けた人気になりそうだが、次いで、ピアレスピンク、メイショウタラチネ、スズカシャーマン、アスタキサンチンも馬券圏内で、前々走は2着のレディカリビアン、ティアップブロンド、前走は3番人気のウインクルミラクル、1番枠に入った先行タイプのコルボノワールも注意が必要だ。

僕は前々走は2着のティアップブロンドを、ヤスさんは1番枠に入った先行タイプのコルボノワールを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、ディープスカイ産駒のデストリアーの単勝と、前走の実績で上位のテイエムリヴィエラへの馬連とワイド、メイショウタラチネへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、ティアップブロンドの単勝と、前走の実績で上位のテイエムリヴィエラへの馬連とワイド、前々走は2着のレディカリビアンへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、コルボノワールの単勝と、前走の実績で上位のピアレスピンクへの馬連とワイド、スズカシャーマンへのワイド、3頭の3連
複の合計5点。

<結果>
1着 メイショウタラチネ(父メイショウボーラー)7人
2着 レディカリビアン(父ソングオブウインド)6人
3着 ナリタノヘア(父マンハッタンカフェ)11人


「うーん、残ったと思ったけどね」
と僕が言った。僕の軸馬のティアップブロンドが逃げ粘っていたが、ゴール板のところで3着馬に差されて、ハナ差の4着に惜敗した。

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〇阪神7R 4歳上500万下 ダ1200:ボストンビリーヴ(松田大作)
⇒タキオン産駒のボストンビリーヴは、前走は8番人気で6着だったが、近走はレース内容が安定しており、今回は実績のある外枠に入ったので、大駆けが期待できそうだ。
⇒前走の実績では、ウエスタンラムール、アシドベリーの2頭が有力だが、次いで、ハドウホウ、ティーエスバラ、アイファーサラオー、アーネストミノル、カシノランド、サウンドドゥイットも馬券圏内だ。

僕は前走は4番人気のアーネストミノルを、ヤスさんは好位でレースができそうなカシノランドを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、タキオン産駒のボストンビリーヴの単勝と、前走の実績で上位のウエスタンラムールへの馬連とワイド、アイファーサラオーへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、アーネストミノルの単勝と、前走の実績で上位のティーエスバラへの馬連とワイド、ハドウホウへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、カシノランドの単勝と、前走の実績で上位のアシドベリーへの馬連とワイド、サウンドドゥイットへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 ツーエムカイザー(父ケイムホーム)12人
2着 アーネストミノル(父スウェプトオーヴァーボード)7人
3着 サンビショップ(父メイショウボーラー)8人


「うーん、アーネストミノルはよく頑張ってくれたけど、相手がね」
と僕が言った。今日の阪神は荒れ模様で、有力騎手が中京に行っていることも影響しているようだ。

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〇中京8R 4歳上500万下 芝1400:メモリーデシジョン(幸英明)、モンテエベレスト(蛯名正義)
⇒ディープスカイ産駒のメモリーデシジョンは前走11着、タキオン産駒のモンテエベレストは前走5着だったが、モンテエベレストの前走は7か月ぶりのレースながら1番人気に支持されたように、ここでは素質上位で、今回は蛯名騎手に乗り替わって上位争いが期待できそうだ。
⇒前走の実績では、ビバリーヒルズ、トウカイインパルス、オメガハートソング、ディアエナの4頭が有力だが、次いで、オースミチャド、サトノフラム、前走は2番人気のオメガタックスマンも馬券圏内で、前走は4番人気のタガノレグルス、前々走は4着のライザン、桜花賞に出走したニシノミチシルベも注意が必要だ。

僕は前走は2番人気のオメガタックスマンを、ヤスさん前走は4番人気のタガノレグルスを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、タキオン産駒のモンテエベレストの単勝と、前走の実績で上位のビバリーヒルズへの馬連とワイド、ディアエナへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、オメガタックスマンの単勝と、前走の実績で上位のオメガハートソングへの馬連とワイド、桜花賞に出走したニシノミチシルベへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、タガノレグルスの単複と、前走の実績で上位のサトノフラム、トウカイインパルスへのワイド、3頭の3連複の合計5点。

<結果>
1着 トウカイインパルス(父マンハッタンカフェ)10人
2着 ビバリーヒルズ(父スニッツェル)3人
3着 サトノフラム(父マンハッタンカフェ)1人


「モンテエベレストはもう少しだったけど、狭いところに入って、なかなか出せなかったわ」
とNさんが悔しそうに言った。インの中団につけ、直線は馬群をぬって追い上げたが、写真判定で際どい4着に終わった。

「それにしてもトウカイインパルスは人気がなかったね」
と僕が言った。前走2着で実績では最上位だったが、中京コースと馬体増が嫌われたようだ。

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〇阪神9R ゆきやなぎ賞 3歳500万下 芝2400(7頭) ⇒パス


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〇中京10R フローラルウォーク賞 3歳500万下 芝1600(10頭)
⇒前走の実績では、アストラエンブレムが抜けた人気になりそうだが、2番手以下は混戦で、トレジャートローヴ、サトノマルス、ウインテンダネス、フォーアライター、ドゥーカなどが続き、前走の未勝利を勝ち上がったオリエントワークスも大きな差はない。
⇒前走の上がりの時計では、ラシーム、カフジビーナス、アストラエンブレム、ドゥーカが上位だ。

Nさんはワークフォース産駒で未勝利を勝ち上がったオリエントワークスを、僕は前走の上がりの時計で上位のカフジビーナスを、ヤスさんは1番枠から先行できそうなウインテンダネスを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、オリエントワークスの単勝と、前走の実績で上位のアストラエンブレムへの馬連とワイド、トレジャートローヴへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、カフジビーナスの単勝と、前走の実績で上位のアストラエンブレムへの馬連とワイド、サトノマルスへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、ウインテンダネスの単勝と、前走の実績で上位のアストラエンブレムへの馬連とワイド、フォーアライターへのワイド、3頭の3連複の合計5点。

<結果>
1着 アストラエンブレム(父ダイワメジャー)1人
2着 ドゥーカ(父タイキシャトル)4人
3着 サトノマルス(父ディープインパクト)3人


「勝馬の逃げ切りだったけど、スローになって、後ろの馬には厳しいレースだったね」
と僕が言った。逃げている馬が人気薄なら早めに競りかけることもできるが、圧倒的な人気馬の場合はどこで競りかけるかの判断が難しいようだ。

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〇中山11R アネモネステークス 3歳オープン  牝 芝1600(16頭)
⇒前走の実績では、メイショウバーズ、メイショウタチマチ、ワンスインナムーン、リボンフラワー、阪神JFで4着のペプチドサプル、OP勝ちの実績があるエクラミレネールの6頭が有力だが、次いで、アッラサルーテ、函館2歳Sで2着のメジャータイフーン、前走の未勝利を勝ち上がったチェッキーノも注意が必要だ。
⇒芝1600mの持ち時計では、エクラミレネール、クラリティーアイズ、サバイバルポケット、ペプチドサプルが上位だ。

Nさんはマツリダゴッホ産駒で芝1600mの持ち時計で上位のエクラミレネールを、僕はジャングルポケット産駒で芝1600mの持ち時計で上位のサバイバルポケットを、ヤスさんは大好きなスペシャルウィーク産駒のメイショウタチマチを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、エクラミレネールの単勝と、前走の実績で上位のワンスインナムーンへの馬連とワイド、未勝利を勝ち上がったチェッキーノへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、サバイバルポケットの単勝と、阪神JFで4着のペプチドサプルへの馬連とワイド、前走の実績で上位のリボンフラワーへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、メイショウタチマチの単勝と、前走の実績で上位のメイショウバーズへの馬連とワイド、芝1600mの持ち時計で上位のクラリティーアイズへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 チェッキーノ(父キングカメハメハ)3人
2着 アッラサルーテ(父ダイワメジャー)14人
3着 ペプチドサプル(父マンハッタンカフェ)2人


「アー、負けちゃったわ」
とNさんがため息をつきながら言った。際どい3着争いだったが、軸馬のエクラミレネールは写真判定で4着に敗れた。

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〇中京12R 納屋橋ステークス 4歳上1600万下 ダ1400:サウンドアドバイス(蛯名正義)、ノボバカラ(戸崎圭太)
⇒タキオン産駒のサウンドアドバイスは前走は16着、アドマイヤオーラ産駒のノボバカラは前走3着だったが、ノボバカラは戸崎騎手に乗り替わって上位争いが、サウンドアドバイスは2着の実績がある中京コースと蛯名騎手へ乗り替わりで大駆けが期待できそうだ。
⇒前走の実績では、プラントハンター、セイラ、アールプロセス、ランドマーキュリーが有力だが、次いで、前走の1000万を勝ち上がったブラゾンドゥリス、マッチレスヒーロー、リアルプロジェクトも馬券圏内で、前走は3番人気のメガオパールカフェも注意が必要だ。

僕は前走は13番人気で2着のプラントハンターを、ヤスさんは前走は3番人気のメガオパールカフェを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、アドマイヤオーラ産駒のノボバカラの単勝と、タキオン産駒のサウンドアドバイスの複勝、ノボバカラから、前走の実績で上位のアールプロセスへの馬連、サウンドアドバイスへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、プラントハンターの単勝と、1000万を勝ち上がったブラゾンドゥリスへの馬連とワイド、マッチレスヒーローへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、メガオパールカフェの単勝と、前走の実績で上位のノボバカラへの馬連とワイド、ランドマーキュリーへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 ノボバカラ(父アドマイヤオーラ)2人
2着 アールプロセス(父ネオユニヴァース)4人
3着 セイラ(父スパイキュール)7人
*Nさんが、ノボバカラの単勝(300円)と、馬連(1,080円)の2点を的中した。


「逃げ切りの完勝だったけど、今日のアドマイヤオーラ産駒はこれで2勝目よ」
とNさん。今日のアドマイヤオーラ産駒は2頭出走して2勝のパーフェクトだったが、去年は3頭出走して3勝の記録も達成しており、固め打ちの傾向があるのも事実だ。

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〇阪神12R 4歳上1000万下 牝 ダ1800:エーティーロゼッタ(四位洋文)
⇒ディープスカイ産駒のエーティーロゼッタは、前走の500万を勝ち上がって今回が昇級戦となるが、レース内容は安定しており、今回も差のないレースができそうだ。
⇒前走の実績では、ビスカリア、タガノスマイルの2頭が有力だが、次いで、オーシャンブルグ、ナンヨーカノン、モアニケアラ、ブロンクスシルバー、アルカナも馬券圏内で、前走は芝のベストセラーアスク、1000万で3着の実績があるマトリョーシカ、阪神コースで500万を勝ち上がっているパフュームボムも注意が必要だ。

僕は1000万で3着の実績があるマトリョーシカを、ヤスさんは前走は芝のベストセラーアスクを軸馬にした。

<3人の予想>
〇Nさんは、ディープスカイ産駒のエーティーロゼッタの単勝と、前走の実績で上位のビスカリアへの馬連とワイド、母父タキオンのオーシャンブルグへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇僕は、マトリョーシカの単勝と、前走の実績で上位のモアニケアラへの馬連とワイド、ブロンクスシルバーへのワイド、3頭の3連複の合計5点。
〇ヤスさんは、ベストセラーアスクの単勝と、前走の実績で上位のタガノスマイルへの馬連とワイド、ナンヨーカノンへのワイド、3頭の3連複の合計5点。


<結果>
1着 モアニケアラ(父マンハッタンカフェ)1人
2着 タガノスマイル(父スズカマンボ)2人
3着 ビスカリア(父ヴァーミリアン)3人


「今日の阪神はかなり荒れていたけど、最後はガチガチのレースになったね」
と僕が言った。堅いか大荒れかのどちらかで、僕のような中穴ねらいには向かない日だった。

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土曜日の「十番勝負」が終了し、結果は次の通りだった。

〇Nさんは、9戦2勝(的中は3点)で、配当は2,980円だった。
〇僕は、9戦全敗だった。
〇ヤスさんは、9戦全敗だった。


明日は残りの8レースだが、最大の注目はアドマイヤオーラ産駒のスターチェイサーで、近走の成績は芳しくないが、固め打ちのアドマイヤオーラ産駒なので、3頭とも勝ち上がってパーフェクトを達成する可能性もある。

(つづく)