今週も、女性カメラマンのＮさん、おにぎり屋のヤスさん、僕の３人で「十番勝負」をしているが、土曜日が終了した時点の成績は次の通りだった。
〇Ｎさんは、７戦１勝（的中は１点）で、配当は５８０円だった。
〇僕は、７戦２勝（的中は３点）で、配当は１,９１０円だった。
〇ヤスさんは、７戦２勝（的中は３点）で、配当は３,６８０円だった。
日曜日は以下の８レースが対象になるが、出走頭数の少ない京都５Ｒ、最近の競走成績から東京３Rは対象から除外することにした。
◆10月12日（日）
〇東京3R 2歳未勝利 芝1400ｍ（１８頭）：シゲルルミナリエ（勝浦正樹） ⇒パス
〇東京５R 2歳新馬 芝1800ｍ（１１頭）
〇東京11R GⅡ毎日王冠 3歳上オープン 芝1800ｍ（１５頭）：グランデッツァ（秋山真一郎）
〇京都２R 2歳未勝利 芝2000ｍ（頭）：スピリッツミノル（松田大作）
〇京都３R 3歳上500万下 牝 ダ1400ｍ（１２頭）：カレンコティヤール（松山弘平）
〇京都５R 2歳新馬 芝1800ｍ（９頭） ⇒パス
〇京都９R りんどう賞 2歳500万下 牝 芝1400ｍ（１０頭）
〇京都１２R 3歳上1000万下 ダ1400ｍ（１１頭）：アーバンレジェンド（岩田康誠）、ネオアレクサンドラ（北村友一）
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日曜日は、東京・京都が芝・ダートともに良でスタートした。
〇京都２R 2歳未勝利 芝2000ｍ（頭）：スピリッツミノル（松田大作）
⇒ディープスカイ産駒のスピリッツミノルは、前走は１２番人気で６着だったが、レース内容は良化しており、今回は前走以上のレースができそうだ。
⇒前走２着のシュヴァルグランとオールマイアイ、３着のジムノペディが有力だが、前走４着のカレンラストショーとアロハカウボーイ、６着のアルバートドックとユニヴァースパール、前々走は２着のシゲルホウネンサイも馬券圏内だ。
僕は橋口厩舎で前走４着のカレンラストショーを、ヤスさんは岩田騎手が騎乗する前走６着のユニヴァースパールを軸馬にした。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、ディープスカイ産駒のスピリッツミノルの単複と、前走２着のオールマイアイ、３着のジムノペディへのワイドの合計４点。
〇僕は、カレンラストショーの単勝と、前走２着のシュヴァルグランへの馬連とワイド、６着のアルバートドックへのワイドの合計４点。
〇ヤスさんは、ユニヴァースパールの単勝と、前走２着のオールマイアイへの馬連とワイド、４着のアロハカウボーイへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 シュヴァルグラン（父ハーツクライ）１人
２着 アルバートドック（父ディープインパクト）４人
３着 ジムノペディ（父チチカステナンゴ）３人
「スピリッツミノルはよく頑張ったけど、今日は相手が強かったわ」
とＮさん。１０番人気だったが、３番手につけ、直線でもよく粘って６着に入った。
「前が速いレースになったから、その中で６着に残ったのは大したものだよ」
と僕が言った。勝馬はヴィルシーナの半弟で、レベルの高い未勝利戦だった。
～～～
東京２Ｒの２歳未勝利戦（芝1600ｍ）をディープインパクト産駒のショウナンアデラが快勝した。
「牝馬限定戦だったけど、上がりの速い競馬を持ったままで楽勝したね」
と僕が言った。初戦はナヴィオンの鬼脚に敗れたが、ここは能力のちがいを見せた一戦だった。
「勝ち時計は1:36.0だったけど、時計以上に強さを感じたわ」
とＮさん。土曜日のいちょうＳで1:33.5のレコードが出ているので、時計自体は驚かないが、４７０ｋｇの馬体もなかなか見栄えがする。
～～～
〇京都３R 3歳上500万下 牝 ダ1400ｍ（１２頭）：カレンコティヤール（松山弘平）
⇒ディープスカイ産駒のカレンコティヤールは、前走は１１番人気で４着だったが、今回は休養明けの２戦目で、前走以上のレースができそうだ。
⇒1000万から降級のマーティンオートとスリーカーニバル、３戦連続２着のミッキーアップルが有力だが、前走の500万で６着のプリュムとモズマッテタワ、京都コースで２着の実績があるルミナスパレード、未勝利勝ちの実績があるレッドメイヴ、前走の未勝利を勝ち上がったアリエスムーンも馬券圏内だ。
僕は京都コースで未勝利勝ちの実績があるレッドメイヴを、ヤスさんは1000万から降級のスリーカーニバルを軸馬にした。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、ディープスカイ産駒のカレンコティヤールの単勝と、母父タキオンで京都コースで２着の実績があるルミナスパレードへの馬連とワイド、1000万から降級のマーティンオートへのワイドの合計４点。
〇僕は、レッドメイヴの単勝と、３戦連続２着のミッキーアップルへの馬連とワイド、前走の500万で６着のプリュムへのワイドの合計４点。
〇ヤスさんは、スリーカーニバルの単勝と、1000万から降級のマーティンオートへの馬連とワイド、前走の未勝利を勝ち上がったアリエスムーンへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 カレンコティヤール（父ディープスカイ）２人
２着 マーティンオート（父プリサイスエンド）３人
３着 ミッキーアップル（父クロフネ）１人
＊Ｎさんが、カレンコティヤールの単勝（650円）と、１－２着のワイド（620円）の２点を的中した。
「アーア！、アーア、アーアー！」
とＮさんが叫んだ。カレンコティヤールがぎりぎりに逃げ切って最初のアーア、２着にマーティンオートが来て２つの目のアーア、ルミナスパレードが４着に敗れて３つ目ののアーアだった。
「馬連の相手を変えちゃったわ」
とＮさんがため息をつきながら言った。昨日の時点ではマーティンオートだったが、今朝になってルミナスパレードに変更した。
「２番人気と３番人気の馬連で2,540円もついていたね」
と僕が言った。どの馬券も１番人気のミッキーアップルに偏っていたためだ。
「でも、カレンコティヤールが勝ってくれたし、的中して文句を言っちゃいけないね」
とＮさん。確かにそうで、それで運を逃すことがこれまでも何回かあった。
～～～
日曜日も、芝の２歳新馬戦については、旅行雑誌の編集者で血統派のＳさんから推奨馬が届いた。
〇東京５R 2歳新馬 芝1800ｍ（１１頭）
＜Ｓさんの推奨馬＞
①血統の総合レベル…ドゥラメンテ（父キングカメハメハ）：母父はサンデーサイレンスで、祖母のエアグルーヴはオークスと天皇賞（秋）の勝馬、母のアドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯（２回）の勝馬、全姉に現５勝で京阪杯２着のアドマイヤセプターがいる。おじにクイーンエリザベスCの勝馬のルーラーシップなどがいる名門で、距離適性も十分だ。
②２歳戦向き…ウイングチップ（父シンボリクリスエス）：母父はタイキシャトルで、祖母のエアウイングスは阪神牝馬特別の勝馬、母のウイングレットは中山牝馬Sの勝馬、全姉にカーネーションカップなど現５勝のウイングドウィールがいる。母のウイングレットは新潟2歳Sで２着で、２歳戦から活躍できるタイプだ。
③レース適性…ステイリッチ（父ステイゴールド）：母父はCozzeneで、母のイスラコジーンは米ＧⅡで２着、半兄に今年の皐月賞馬のイスラボニータがいる。イスラボニータはIn Reality４×５、本馬はNorthern Dancer５×５のクロスで、スピード面は変わらないが、スタミナと底力の面は本馬の方が上位だ。
その他では、ディープインパクト産駒で母のナンが米ＧⅠデルマーオークスで２着のロジナン、コンデュイット産駒で母のマイネミモーゼがフローラSで２着のアフェクシオン、ハーツクライ産駒で母のティエッチグレースがアイビスサマーDで２着のエニグマバリエートも血統的に注目できる。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、牝馬でコンデュイット産駒のアフェクシオンの単勝と、総合レベルのドゥラメンテへの馬単と馬連、レース適性のステイリッチへのワイドの合計４点。
〇僕は、２歳戦向きのウイングチップの単勝と、レース適性のステイリッチへの馬連とワイド、ディープインパクト産駒のロジナンへのワイドの合計４点。
〇ヤスさんは、ハーツクライ産駒のエニグマバリエートの単勝と、総合レベルのドゥラメンテへの馬単と馬連、レース適性のステイリッチへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 ラブユアマン（父ステイゴールド）４人
２着 ドゥラメンテ（父キングカメハメハ）１人
３着 ロジナン（父ディープインパクト）３人
「昨日も東京の新馬戦でステイゴールド産駒のキャットコインが勝ったけど、馬場とコースが合うようだね」
と僕が言った。開幕週の速い馬場に合うかどうかがポイントで、先週までの２歳リーディングでは１４勝のダイワメジャーがトップで、ステイゴールドは５勝で１３位だった。
「今年の２歳リーディングは混戦ね」
とＮさん。ディープインパクトが１０勝で２位にとどまっているためで、３位以下も大きな差はなく、１２月の阪神ＪＦと朝日杯ＦＳまで混戦は続く可能性が高い。
～～～
〇京都９R りんどう賞 2歳500万下 牝 芝1400ｍ（１０頭）
⇒前走の小倉２歳Ｓで５番人気だったタガノヴェルリーが実績では上位だが、芝1400ｍの新馬を勝ち上がったバチスタ、ダノングラシアス、コートシャルマン、芝1400ｍの未勝利を勝ち上がったウインバニラスカイも馬券圏内だ。
⇒芝1400ｍの持ち時計では、ウインバニラスカイ、バチスタ、コートシャルマンが上位だ。
Ｎさんは母父タキオンで芝1400ｍの持ち時計で上位のウインバニラスカイを、僕は芝1400ｍの新馬を勝ち上がったダイワメジャー産駒のバチスタを、ヤスさんは小倉２歳Ｓで５番人気だったタガノヴェルリーを軸馬にした。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、ウインバニラスカイの単勝と、芝1400ｍの持ち時計で上位のバチスタへの馬連とワイド、コートシャルマンへのワイドの合計４点。
〇僕は、バチスタの単勝と、芝1400ｍの新馬を勝ち上がったコートシャルマンへの馬単と馬連、ダノングラシアスを加えた３連複の合計４点。
〇ヤスさんは、タガノヴェルリーの単勝と、芝1400ｍの新馬を勝ち上がったダノングラシアスへの馬単と馬連、芝1400ｍの持ち時計で上位のウインバニラスカイへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 コートシャルマン（父ハーツクライ）１人
２着 ダノングラシアス（父マンハッタンカフェ）２人
３着 タガノヴェルリー（父ホワイトマズル）３人
「うーん、人気通りだったけどね」
と僕が言った。僕の軸馬のバチスタは出遅れが響いてクビ差の４着に終わり、結局、３人とも不的中となった。
「コートシャルマンはストロングリターンの半妹だけど、このお母さんはクズを出さない優秀な繁殖ね」
とＮさん。兄のダイワマックワンは中央５勝、ブレイクチャンスは４勝、姉のウィケットキーパーは４勝、レッドオーヴァルは３勝で桜花賞２着だ。
～～～
〇東京11R GⅡ毎日王冠 3歳上オープン 芝1800ｍ（１５頭）：グランデッツァ（秋山真一郎）
⇒タキオン産駒のグランデッツァは、前走の函館記念は１番人気で１０着だったが、芝1800ｍの持ち時計では１番で、開幕週の速い馬場で本領を発揮できそうだ。
⇒古馬では、前走のエプソムＣを勝ったディサイファ、函館記念で２着のダークシャドウ、安田記念で５着のワールドエース、札幌記念で５着のエアソミュール、オープンのメイＳを勝ったスピルバーグ、皐月賞馬のロゴタイプ、東京コースに実績があるペルーサが有力で、３歳馬では、ラジオＮＩＫＫＥＩ賞を勝ったウインマーレライ、スプリングＳの勝馬でＮＨＫマイルＣで４着のロサギガンティアが有力だ。
僕は前走のエプソムＣを勝ったディサイファを、ヤスさんは東京コースに実績があるペルーサを軸馬にした。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、タキオン産駒のグランデッツァの単勝と、函館記念で２着のダークシャドウへの馬連とワイド、札幌記念で５着のエアソミュールへのワイドの合計４点。
〇僕は、ディサイファの単勝と、安田記念で５着のワールドエースへの馬連とワイド、オープンのメイＳを勝ったスピルバーグへのワイドの合計４点。
〇ヤスさんは、ペルーサの単複と、３歳馬でラジオＮＩＫＫＥＩ賞を勝ったウインマーレライ、スプリングＳのロサギガンティアへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 エアソミュール（父ジャングルポケット）８人
２着 サンレイレーザー（父ラスカルスズカ）１１人
３着 スピルバーグ（父ディープインパクト）５人
「大接戦だったけど、かなり荒れたね」
と僕が言った。４着はディサイファ、５着はグランデッツァだったが、前の馬が止まらず、後方にいた馬は出番がなかった。
「グランデッツァはいい位置にいたけど、最後はマイナス１２ｋｇが響いたかしら」
とＮさん。３番手につけ、直線では先頭に並ぶ場面もあったが、ゴール前で脚が止まってしまった。
～～～
〇京都１２R 3歳上1000万下 ダ1400ｍ（１１頭）：アーバンレジェンド（岩田康誠）、ネオアレクサンドラ（北村友一）
⇒タキオン産駒のアーバンレジェンドは前走の500万を勝ち、ネオアレクサンドラは前走の1000万で１２着だったが、アーバンレジェンドは1000万の実績があり、今回は岩田騎手に乗り替わるので、昇級戦でも差のない競馬ができそうだ。
⇒1000万での実績馬で前走の500万を勝ち上がったサンレーンとアメリが有力だが、前走の1000万で６着のワキノネクサス、３歳馬で前走の1000万で７着のカクシアジ、８着のロスヴァイセとビートゴーズオンも馬券圏内だ。
僕は３歳馬で前走の1000万で８着のロスヴァイセを、ヤスさんは前走の1000万で６着のワキノネクサスを軸馬にした。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、タキオン産駒のアーバンレジェンドの単勝と、ネオアレクサンドラの複勝、アーバンレジェンドから、前走の500万を勝ち上がったサンレーンとネオアレクサンドラへのワイドの合計４点。
〇僕は、ロスヴァイセの単勝と、前走の500万を勝ち上がったアメリへの馬単と馬連、前走の1000万で８着のビートゴーズオンへのワイドの合計４点。
〇ヤスさんは、ワキノネクサスの単勝と、前走の500万を勝ち上がったアーバンレジェンドへの馬連とワイド、前走の1000万で７着のカクシアジへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 ロスヴァイセ（父シンボリクリスエス）４人
２着 アーバンレジェンド（父アグネスタキオン）３人
３着 アメリ（父Ｄｉｓｔｏｒｔｅｄ Ｈｕｍｏｒ）１人
＊僕が、ロスヴァイセの単勝（1,030円）を的中した。
「最後は２頭の叩き合いになったけど、どちらも馬連を逃したのが痛いね」
と僕が言った。アメリが圧倒的な人気になっていたために、３・４番人気の馬連は3,990円、ワイドでも990円ついていた。
「アーバンレジェンドはよく頑張ってくれたけど、最後は斤量の差よね」
とＮさん。勝馬は３歳馬で、アーバンレジェンドよりも２ｋｇ軽量だった。
～～～
日曜日の「十番勝負」が終了した時点の成績は次の通りだった。
〇Ｎさんは、１３戦２勝（的中は３点）で、配当は１,８５０円だった。
〇僕は、１３戦３勝（的中は４点）で、配当は２,９４０円だった。
〇ヤスさんは、１３戦２勝（的中は３点）で、配当は３,６８０円だった。
「今日は難しいレースが多くて、３人ともマイナスになっちゃったね」
と僕が言った。Ｎさんと僕の１勝ずつだけだったが、２人とも馬連を外したのが痛かった。
「今日はＷＩＮ５も的中は２点だけで、配当は２億円を超えていたものね」
とＮさん。
明日は残りの７レースがあるが、注目はディープスカイ産駒が２頭デビューする２歳新馬戦だ。
（つづく）
〇Ｎさんは、７戦１勝（的中は１点）で、配当は５８０円だった。
〇僕は、７戦２勝（的中は３点）で、配当は１,９１０円だった。
〇ヤスさんは、７戦２勝（的中は３点）で、配当は３,６８０円だった。
日曜日は以下の８レースが対象になるが、出走頭数の少ない京都５Ｒ、最近の競走成績から東京３Rは対象から除外することにした。
◆10月12日（日）
〇東京3R 2歳未勝利 芝1400ｍ（１８頭）：シゲルルミナリエ（勝浦正樹） ⇒パス
〇東京５R 2歳新馬 芝1800ｍ（１１頭）
〇東京11R GⅡ毎日王冠 3歳上オープン 芝1800ｍ（１５頭）：グランデッツァ（秋山真一郎）
〇京都２R 2歳未勝利 芝2000ｍ（頭）：スピリッツミノル（松田大作）
〇京都３R 3歳上500万下 牝 ダ1400ｍ（１２頭）：カレンコティヤール（松山弘平）
〇京都５R 2歳新馬 芝1800ｍ（９頭） ⇒パス
〇京都９R りんどう賞 2歳500万下 牝 芝1400ｍ（１０頭）
〇京都１２R 3歳上1000万下 ダ1400ｍ（１１頭）：アーバンレジェンド（岩田康誠）、ネオアレクサンドラ（北村友一）
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日曜日は、東京・京都が芝・ダートともに良でスタートした。
〇京都２R 2歳未勝利 芝2000ｍ（頭）：スピリッツミノル（松田大作）
⇒ディープスカイ産駒のスピリッツミノルは、前走は１２番人気で６着だったが、レース内容は良化しており、今回は前走以上のレースができそうだ。
⇒前走２着のシュヴァルグランとオールマイアイ、３着のジムノペディが有力だが、前走４着のカレンラストショーとアロハカウボーイ、６着のアルバートドックとユニヴァースパール、前々走は２着のシゲルホウネンサイも馬券圏内だ。
僕は橋口厩舎で前走４着のカレンラストショーを、ヤスさんは岩田騎手が騎乗する前走６着のユニヴァースパールを軸馬にした。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、ディープスカイ産駒のスピリッツミノルの単複と、前走２着のオールマイアイ、３着のジムノペディへのワイドの合計４点。
〇僕は、カレンラストショーの単勝と、前走２着のシュヴァルグランへの馬連とワイド、６着のアルバートドックへのワイドの合計４点。
〇ヤスさんは、ユニヴァースパールの単勝と、前走２着のオールマイアイへの馬連とワイド、４着のアロハカウボーイへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 シュヴァルグラン（父ハーツクライ）１人
２着 アルバートドック（父ディープインパクト）４人
３着 ジムノペディ（父チチカステナンゴ）３人
「スピリッツミノルはよく頑張ったけど、今日は相手が強かったわ」
とＮさん。１０番人気だったが、３番手につけ、直線でもよく粘って６着に入った。
「前が速いレースになったから、その中で６着に残ったのは大したものだよ」
と僕が言った。勝馬はヴィルシーナの半弟で、レベルの高い未勝利戦だった。
～～～
東京２Ｒの２歳未勝利戦（芝1600ｍ）をディープインパクト産駒のショウナンアデラが快勝した。
「牝馬限定戦だったけど、上がりの速い競馬を持ったままで楽勝したね」
と僕が言った。初戦はナヴィオンの鬼脚に敗れたが、ここは能力のちがいを見せた一戦だった。
「勝ち時計は1:36.0だったけど、時計以上に強さを感じたわ」
とＮさん。土曜日のいちょうＳで1:33.5のレコードが出ているので、時計自体は驚かないが、４７０ｋｇの馬体もなかなか見栄えがする。
～～～
〇京都３R 3歳上500万下 牝 ダ1400ｍ（１２頭）：カレンコティヤール（松山弘平）
⇒ディープスカイ産駒のカレンコティヤールは、前走は１１番人気で４着だったが、今回は休養明けの２戦目で、前走以上のレースができそうだ。
⇒1000万から降級のマーティンオートとスリーカーニバル、３戦連続２着のミッキーアップルが有力だが、前走の500万で６着のプリュムとモズマッテタワ、京都コースで２着の実績があるルミナスパレード、未勝利勝ちの実績があるレッドメイヴ、前走の未勝利を勝ち上がったアリエスムーンも馬券圏内だ。
僕は京都コースで未勝利勝ちの実績があるレッドメイヴを、ヤスさんは1000万から降級のスリーカーニバルを軸馬にした。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、ディープスカイ産駒のカレンコティヤールの単勝と、母父タキオンで京都コースで２着の実績があるルミナスパレードへの馬連とワイド、1000万から降級のマーティンオートへのワイドの合計４点。
〇僕は、レッドメイヴの単勝と、３戦連続２着のミッキーアップルへの馬連とワイド、前走の500万で６着のプリュムへのワイドの合計４点。
〇ヤスさんは、スリーカーニバルの単勝と、1000万から降級のマーティンオートへの馬連とワイド、前走の未勝利を勝ち上がったアリエスムーンへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 カレンコティヤール（父ディープスカイ）２人
２着 マーティンオート（父プリサイスエンド）３人
３着 ミッキーアップル（父クロフネ）１人
＊Ｎさんが、カレンコティヤールの単勝（650円）と、１－２着のワイド（620円）の２点を的中した。
「アーア！、アーア、アーアー！」
とＮさんが叫んだ。カレンコティヤールがぎりぎりに逃げ切って最初のアーア、２着にマーティンオートが来て２つの目のアーア、ルミナスパレードが４着に敗れて３つ目ののアーアだった。
「馬連の相手を変えちゃったわ」
とＮさんがため息をつきながら言った。昨日の時点ではマーティンオートだったが、今朝になってルミナスパレードに変更した。
「２番人気と３番人気の馬連で2,540円もついていたね」
と僕が言った。どの馬券も１番人気のミッキーアップルに偏っていたためだ。
「でも、カレンコティヤールが勝ってくれたし、的中して文句を言っちゃいけないね」
とＮさん。確かにそうで、それで運を逃すことがこれまでも何回かあった。
～～～
日曜日も、芝の２歳新馬戦については、旅行雑誌の編集者で血統派のＳさんから推奨馬が届いた。
〇東京５R 2歳新馬 芝1800ｍ（１１頭）
＜Ｓさんの推奨馬＞
①血統の総合レベル…ドゥラメンテ（父キングカメハメハ）：母父はサンデーサイレンスで、祖母のエアグルーヴはオークスと天皇賞（秋）の勝馬、母のアドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯（２回）の勝馬、全姉に現５勝で京阪杯２着のアドマイヤセプターがいる。おじにクイーンエリザベスCの勝馬のルーラーシップなどがいる名門で、距離適性も十分だ。
②２歳戦向き…ウイングチップ（父シンボリクリスエス）：母父はタイキシャトルで、祖母のエアウイングスは阪神牝馬特別の勝馬、母のウイングレットは中山牝馬Sの勝馬、全姉にカーネーションカップなど現５勝のウイングドウィールがいる。母のウイングレットは新潟2歳Sで２着で、２歳戦から活躍できるタイプだ。
③レース適性…ステイリッチ（父ステイゴールド）：母父はCozzeneで、母のイスラコジーンは米ＧⅡで２着、半兄に今年の皐月賞馬のイスラボニータがいる。イスラボニータはIn Reality４×５、本馬はNorthern Dancer５×５のクロスで、スピード面は変わらないが、スタミナと底力の面は本馬の方が上位だ。
その他では、ディープインパクト産駒で母のナンが米ＧⅠデルマーオークスで２着のロジナン、コンデュイット産駒で母のマイネミモーゼがフローラSで２着のアフェクシオン、ハーツクライ産駒で母のティエッチグレースがアイビスサマーDで２着のエニグマバリエートも血統的に注目できる。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、牝馬でコンデュイット産駒のアフェクシオンの単勝と、総合レベルのドゥラメンテへの馬単と馬連、レース適性のステイリッチへのワイドの合計４点。
〇僕は、２歳戦向きのウイングチップの単勝と、レース適性のステイリッチへの馬連とワイド、ディープインパクト産駒のロジナンへのワイドの合計４点。
〇ヤスさんは、ハーツクライ産駒のエニグマバリエートの単勝と、総合レベルのドゥラメンテへの馬単と馬連、レース適性のステイリッチへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 ラブユアマン（父ステイゴールド）４人
２着 ドゥラメンテ（父キングカメハメハ）１人
３着 ロジナン（父ディープインパクト）３人
「昨日も東京の新馬戦でステイゴールド産駒のキャットコインが勝ったけど、馬場とコースが合うようだね」
と僕が言った。開幕週の速い馬場に合うかどうかがポイントで、先週までの２歳リーディングでは１４勝のダイワメジャーがトップで、ステイゴールドは５勝で１３位だった。
「今年の２歳リーディングは混戦ね」
とＮさん。ディープインパクトが１０勝で２位にとどまっているためで、３位以下も大きな差はなく、１２月の阪神ＪＦと朝日杯ＦＳまで混戦は続く可能性が高い。
～～～
〇京都９R りんどう賞 2歳500万下 牝 芝1400ｍ（１０頭）
⇒前走の小倉２歳Ｓで５番人気だったタガノヴェルリーが実績では上位だが、芝1400ｍの新馬を勝ち上がったバチスタ、ダノングラシアス、コートシャルマン、芝1400ｍの未勝利を勝ち上がったウインバニラスカイも馬券圏内だ。
⇒芝1400ｍの持ち時計では、ウインバニラスカイ、バチスタ、コートシャルマンが上位だ。
Ｎさんは母父タキオンで芝1400ｍの持ち時計で上位のウインバニラスカイを、僕は芝1400ｍの新馬を勝ち上がったダイワメジャー産駒のバチスタを、ヤスさんは小倉２歳Ｓで５番人気だったタガノヴェルリーを軸馬にした。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、ウインバニラスカイの単勝と、芝1400ｍの持ち時計で上位のバチスタへの馬連とワイド、コートシャルマンへのワイドの合計４点。
〇僕は、バチスタの単勝と、芝1400ｍの新馬を勝ち上がったコートシャルマンへの馬単と馬連、ダノングラシアスを加えた３連複の合計４点。
〇ヤスさんは、タガノヴェルリーの単勝と、芝1400ｍの新馬を勝ち上がったダノングラシアスへの馬単と馬連、芝1400ｍの持ち時計で上位のウインバニラスカイへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 コートシャルマン（父ハーツクライ）１人
２着 ダノングラシアス（父マンハッタンカフェ）２人
３着 タガノヴェルリー（父ホワイトマズル）３人
「うーん、人気通りだったけどね」
と僕が言った。僕の軸馬のバチスタは出遅れが響いてクビ差の４着に終わり、結局、３人とも不的中となった。
「コートシャルマンはストロングリターンの半妹だけど、このお母さんはクズを出さない優秀な繁殖ね」
とＮさん。兄のダイワマックワンは中央５勝、ブレイクチャンスは４勝、姉のウィケットキーパーは４勝、レッドオーヴァルは３勝で桜花賞２着だ。
～～～
〇東京11R GⅡ毎日王冠 3歳上オープン 芝1800ｍ（１５頭）：グランデッツァ（秋山真一郎）
⇒タキオン産駒のグランデッツァは、前走の函館記念は１番人気で１０着だったが、芝1800ｍの持ち時計では１番で、開幕週の速い馬場で本領を発揮できそうだ。
⇒古馬では、前走のエプソムＣを勝ったディサイファ、函館記念で２着のダークシャドウ、安田記念で５着のワールドエース、札幌記念で５着のエアソミュール、オープンのメイＳを勝ったスピルバーグ、皐月賞馬のロゴタイプ、東京コースに実績があるペルーサが有力で、３歳馬では、ラジオＮＩＫＫＥＩ賞を勝ったウインマーレライ、スプリングＳの勝馬でＮＨＫマイルＣで４着のロサギガンティアが有力だ。
僕は前走のエプソムＣを勝ったディサイファを、ヤスさんは東京コースに実績があるペルーサを軸馬にした。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、タキオン産駒のグランデッツァの単勝と、函館記念で２着のダークシャドウへの馬連とワイド、札幌記念で５着のエアソミュールへのワイドの合計４点。
〇僕は、ディサイファの単勝と、安田記念で５着のワールドエースへの馬連とワイド、オープンのメイＳを勝ったスピルバーグへのワイドの合計４点。
〇ヤスさんは、ペルーサの単複と、３歳馬でラジオＮＩＫＫＥＩ賞を勝ったウインマーレライ、スプリングＳのロサギガンティアへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 エアソミュール（父ジャングルポケット）８人
２着 サンレイレーザー（父ラスカルスズカ）１１人
３着 スピルバーグ（父ディープインパクト）５人
「大接戦だったけど、かなり荒れたね」
と僕が言った。４着はディサイファ、５着はグランデッツァだったが、前の馬が止まらず、後方にいた馬は出番がなかった。
「グランデッツァはいい位置にいたけど、最後はマイナス１２ｋｇが響いたかしら」
とＮさん。３番手につけ、直線では先頭に並ぶ場面もあったが、ゴール前で脚が止まってしまった。
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〇京都１２R 3歳上1000万下 ダ1400ｍ（１１頭）：アーバンレジェンド（岩田康誠）、ネオアレクサンドラ（北村友一）
⇒タキオン産駒のアーバンレジェンドは前走の500万を勝ち、ネオアレクサンドラは前走の1000万で１２着だったが、アーバンレジェンドは1000万の実績があり、今回は岩田騎手に乗り替わるので、昇級戦でも差のない競馬ができそうだ。
⇒1000万での実績馬で前走の500万を勝ち上がったサンレーンとアメリが有力だが、前走の1000万で６着のワキノネクサス、３歳馬で前走の1000万で７着のカクシアジ、８着のロスヴァイセとビートゴーズオンも馬券圏内だ。
僕は３歳馬で前走の1000万で８着のロスヴァイセを、ヤスさんは前走の1000万で６着のワキノネクサスを軸馬にした。
＜３人の予想＞
〇Ｎさんは、タキオン産駒のアーバンレジェンドの単勝と、ネオアレクサンドラの複勝、アーバンレジェンドから、前走の500万を勝ち上がったサンレーンとネオアレクサンドラへのワイドの合計４点。
〇僕は、ロスヴァイセの単勝と、前走の500万を勝ち上がったアメリへの馬単と馬連、前走の1000万で８着のビートゴーズオンへのワイドの合計４点。
〇ヤスさんは、ワキノネクサスの単勝と、前走の500万を勝ち上がったアーバンレジェンドへの馬連とワイド、前走の1000万で７着のカクシアジへのワイドの合計４点。
＜結果＞
１着 ロスヴァイセ（父シンボリクリスエス）４人
２着 アーバンレジェンド（父アグネスタキオン）３人
３着 アメリ（父Ｄｉｓｔｏｒｔｅｄ Ｈｕｍｏｒ）１人
＊僕が、ロスヴァイセの単勝（1,030円）を的中した。
「最後は２頭の叩き合いになったけど、どちらも馬連を逃したのが痛いね」
と僕が言った。アメリが圧倒的な人気になっていたために、３・４番人気の馬連は3,990円、ワイドでも990円ついていた。
「アーバンレジェンドはよく頑張ってくれたけど、最後は斤量の差よね」
とＮさん。勝馬は３歳馬で、アーバンレジェンドよりも２ｋｇ軽量だった。
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日曜日の「十番勝負」が終了した時点の成績は次の通りだった。
〇Ｎさんは、１３戦２勝（的中は３点）で、配当は１,８５０円だった。
〇僕は、１３戦３勝（的中は４点）で、配当は２,９４０円だった。
〇ヤスさんは、１３戦２勝（的中は３点）で、配当は３,６８０円だった。
「今日は難しいレースが多くて、３人ともマイナスになっちゃったね」
と僕が言った。Ｎさんと僕の１勝ずつだけだったが、２人とも馬連を外したのが痛かった。
「今日はＷＩＮ５も的中は２点だけで、配当は２億円を超えていたものね」
とＮさん。
明日は残りの７レースがあるが、注目はディープスカイ産駒が２頭デビューする２歳新馬戦だ。
（つづく）