今年は女性カメラマンのNさんと二人だけでPOGをしている。タキオン産駒しばりという特別なルールだ。

今週はタキオン産駒が7頭デビューするが、その中にNさんのPOG馬が2頭含まれている。

<8/13>
〇札幌5R 芝1500m:オナーコード
<8/14>
〇新潟5R 芝1400m:ユッカマウンテン
〇小倉5R 芝1800m:ハンズアップ、ピコピコハンマー
〇札幌5R ダ1700m/デルマスサノオ、ミーシャレヴュー
〇札幌6R 芝1800m/エターナルフェイム

NさんのPOG指名馬はオナーコードとエターナルフェイムの2頭で、いずれもモハメド殿下の持ち馬だ。

新馬の7頭のほかにも、新潟の未勝利戦(芝1800m)にナンヨーヤシマが出走予定で、今週はタキオン産駒の2歳が大量8頭も出走することになる。熱烈なタキオンファンのNさんにとっては特別な週になりそうだ。

Nさんにとって気になるのはPOG馬の2頭だが、そのほかに日曜日の札幌5Rに出走するミーシャレヴューにも注目している。ヒダカBUの一口馬だが、函館のWコースで一番時計を出して評判になっている。

Nさんと僕のタキオンPOGでは牡牝1頭ずつリエントリーできるルールで、Nさんはすでに牡馬ではナンヨーヤシマからシャイニータキオンにリエントリーしている。

Nさんの牝馬の指名馬5頭は以下の通りで、すでにクラヴェジーナがデビューしている。

<Nさんの指名馬>
〇クラヴェジーナ(母ムーンライトダンス/母父Sinndar=Danzig系)
⇒音無秀孝/G1レーシング/ノーザンファーム/母は愛重賞勝ち馬
〇ストレートラブ(母ラリーズン/母父Labeeb=Roberto系)
⇒松田博資/万波健二/社台・白老ファーム/母は米重賞勝ち馬
〇ウィケットキーパー(母コートアウト/母父Smart Strike=Mr.Prospector系)
⇒国枝栄/吉田照哉/社台ファーム/半兄にストロングリターン
〇ルミナスグルーヴ(母ソニックグルーヴ/母父フレンチデピュティ=Deputy Minister系)
⇒小島茂之/キャロットファーム/ノーザンファーム/祖母はエアグルーヴ
〇ファレノプシスの2009(母ファレノプシス/母父ブライアンズタイム=Roberto系)
⇒中竹和也/ノースヒルズ/ノースヒルズマネジメント/母は桜花賞・エリザベス女王杯勝ち馬


Nさんは指名馬のどれかとミーシャレヴューとをリエントリーするかどうか悩んでいるが、デビュー戦がダートだということと、出走メンバーにエリクサーやチェスナットバロン、ミレニアムゴールドなど、骨っぽい牡馬が揃っていることが気になっていたのだ。

しかし、辛口の松田国英師が「追い切りで信じられないほどの時計が出た。カイバもほとんど完食。スピードがあり過ぎる感じで、競馬を覚えさせるためにダートから使うが、うまく通過して札幌2歳Sにいきたい」とコメントをしているのは魅力で、8月にデビューできるのもNさん好みだ。

問題はどの馬とリエントリーするかだが、候補はウィケットキーパーとアワーグラス(ファレノプシスの2009)の2頭だ。

Nさんの基準はデビュー時期で、現時点の情報ではウィケットキーパーの方が遅くなりそうだ。

結局、Nさんはミーシャレヴューとウィケットキーパーをリエントリーすることにした、と金曜日の夜に電話があった。

その結果、Nさんの牝馬の指名馬は以下のように確定した。

<牝馬>
〇クラヴェジーナ
〇ストレートラブ
〇ルミナスグルーヴ
〇アワーグラス
〇ミーシャレヴュー

この結果、今週はNさんの指名馬が3頭もデビューすることになった。タキオンPOGの運命を分ける週になりそうだ。