明日(8/6)の新馬戦を検討します。


新馬戦の場合は、血統と調教が人気の主な要因になります。加えるとすれば馬体の評価でしょうか。


調教の場合は、全体と上がりの時計のどちらに重点を置くかで評価が変わります。もちろん、両方ともよいのがベストですが、厩舎によって方針も異なりますので、一概には言えません。


その馬の素質は全体の時計、仕上がりは上がりの時計で評価するという人もいますが、出走するレースの距離にもよりますので、1つの傾向として見るのが正しいようです。


一方、血統の場合は、その馬のポテンシャルを見る場合と、距離適性を見る場合が多いようですが、2歳戦の場合は早熟タイプか晩成タイプかも重要なポイントでしょう。


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○新潟5R:芝1200m


<調教>フィロパトール(父ジャングルポケット)

<血統>マイネルドラガン(父ロージズインメイ)


フィロパトールはサマーセール出身馬で、調教の動きから1番人気になりそうです。走法も新潟コースに合いそうで、減量騎手の起用もプラスになるでしょう。


マイネルドラガンは母父がBlushing Groom系のRahyで、半兄にアーリントンCで2着のマイネルエルフ(父シンボリクリスエス)、伯母にGⅢ札幌スプリントSを2年連続で勝ったノーブルグラス(父ミルジョージ)がいます。


馬券は人気薄の方からで、血統評価で最上位のマイネルドラガンを軸に、2歳戦と新潟コースに強いアグネスタキオン産駒のナムラセレナーデ、父がファルブラヴで母がエルコンドルパサー×サンデーサイレンスのトーセンピアス、調教評価のフィロパトール、調教・血統とも標準評価のエンドスケープの4頭が相手です。



○小倉6R:芝1200m


<調教>イツノヒカ(父アドマイヤムーン)

<血統>エイシンミネラル(父アグネスワールド)


イツノヒカは日曜日の新潟5R(芝1800m)に出走するチュウキチ(父ディープインパクト)の調教パートナーですが、動きは断然上回っていました。重心の高い走法で、小倉よりも新潟や京都コース向きだと思いますが、騎手との関係で小倉になったものと思います。


エイシンミネラルは半兄にGⅡ兵庫チャンピオンシップを勝ったエーシンブラン(父スウェプトオーヴァーローズ)がいます。父は仏GⅠアベイ・ド・ロンシャ(芝1000m)を勝ったスプリンターですので、2歳戦と小倉向きのスピード血統です。


馬券は、人気薄のエイシンミネラルを軸に、当日の人気上位3頭とイツノヒカへの馬連です。


(つづく)