8月1日時点の2歳リーディングサイヤーは以下の通りです。

◎1位 ダイワメジャー:4195万円(1頭平均)149万円
〇2位 シンボリクリスエス:3883万円(1頭平均)215万円
〇3位 サクラバクシンオー:3375万円(1頭平均)259万円
〇4位 クロフネ:3295万円(1頭平均)253万円
〇5位 アドマイヤムーン:2610万円(1頭平均)237万円

◎6位 アグネスタキオン:2590万円(1頭平均)259万円
〇7位 ファスリエフ:2515万円(1頭平均)314万円
〇8位 タニノギムレット:2485万円(1頭平均)177万円
◎9位 デュランダル:2480万円(1頭平均)206万円
〇10位 ケイムホーム:2400万円(1頭平均)133万円

〇11位 プリサイスエンド:2195万円(1頭平均)365万円
〇12位 ジャングルポケット:2150万円(1頭平均)195万円
◎13位 アドマイヤマックス:2148万円(1頭平均)268万円
〇14位 ゼンノエルシド:2080万円(1頭平均)520万円
◎15位 ディープインパクト:1960万円(1頭平均)245万円

〇16位 アドマイヤコジーン:1946万円(1頭平均)389万円
◎17位 ハーツクライ:1890万円(1頭平均)270万円
〇18位 マイネルラヴ:1820万円(1頭平均)202万円
◎19位 フジキセキ:1640万円(1頭平均)182万円
〇20位 バゴ:1600万円(1頭平均)320万円

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ベストテンのうち、サンデー系(◎)は1位のダイワメジャーと6位のアグネスタキオン、9位のデュランダルの3頭のみで、残り7頭は非サンデー系です。

また、20位以内を見ても、サンデー系はアドマイヤマックス、ディープインパクト、ハーツクライ、フジキセキの4頭が加わるだけですので、圧倒的に非サンデー系優位の状況です。


20位以内に新種牡馬が4頭入っていますが、サンデー系はダイワメジャーのみで、残り3頭は非サンデー系です。


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次に上位20頭を(1頭平均)で見てみましょう。


ゼンノエルシド:(1頭平均)520万円

②アドマイヤコジーン:(1頭平均)389万円

③プリサイスエンド:(1頭平均)365万円

④バゴ:(1頭平均)320万円

ファスリエフ:(1頭平均)314万円

⑥ハーツクライ:(1頭平均)270万円

⑦アドマイヤマックス:(1頭平均)268万円

⑧サクラバクシンオー:(1頭平均)259万円

⑧アグネスタキオン:(1頭平均)259万円

⑩クロフネ:(1頭平均)253万円


こちらも上位5頭は非サンデー系です。


基準となるのは8位のサクラバクシンオーとアグネスタキオンで、2歳戦に強く、総合リーディングでも上位の常連です。


この2頭より上位ならば評価してよく、新種牡馬ではファスリエス、サンデー系ではハーツクライが期待できます。


今週末に開催される函館2歳Sには、ハーツクライ産駒のエクスクライム、ファスリエフ産駒のパチャママとローレルボルケーノが出走しますので、そのレースぶりを注目したいと思います。


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8月以降、クラシックを目指す素質馬、良血馬がデビューします。こちらは圧倒的にサンデー系が多く、非サンデー系がどこまで対抗できるかが注目です。その結果によっては、今後の主流血脈に大きな変動が起きるかもしれません。


(つづく)