今週に予定されている3歳重賞の出走想定馬です(UMAJINより転載しました)。
牡馬は、スプリングSと毎日杯ですが、皐月賞が4月24日に1週延びたことから、いずれもローテーション的には出走可能となりました。
牡馬の2勝馬(900万)はどちらかのレースで出走できるようですが、藤澤厩舎のルルーシュなど何頭かは出走を回避しました。皐月賞をあきらめ、NHKマイルCかダービーに路線を変えたものと思われます。
■スプリングS(フルゲート18頭)
ダブルオーセブン(戸崎圭)
グランプリボス(岩田)
リベルタス(福永)
(1300万以上=3頭)
オルフェーヴル(池添)
ベルシャザール(安藤勝)
アドマイヤサガス(小牧)
リフトザウイングス(武豊)
(1000万以上=4頭)
エイシンオスマン(後藤)
サトノオー(三浦)
ショウナンパルフェ(蛯名)
タガノロックオン(川田)
ニジブルーム(○○)
ホッコーガンバ(江田照)
(900万=6頭)
<以上の13頭は出走可能>
以上の13頭のうち、収得賞金から皐月賞に出走可能なのは1300万以上の3頭で、1000万以上の4頭は現時点では抽選対象です。
900万の6頭は現時点では抽選対象外で、スプリングSで3着以内に入ることが絶対条件です。
【400万の以下の馬は抽選=5/8】
カレンミロティック(秋山)
ギリギリヒーロー(藤岡佑)
ステラロッサ(リスポリ)
スリーケインズ(○○)
チェリオス(○○)
ノーティカルスター(熊沢)
ハーキュリーズ(○○)
ユウセン(北村宏)
400万の8頭は、5頭がスプリングSに出走可能ですが、抽選を通過して出走し、3着以内に入れば皐月賞への優先出走権を獲得できます。
見どころは、1000万以上の4頭と900万の6頭との力量比較です。1000万以上の4頭はいずれもクラシック候補に挙げられていた馬で、900万の馬でそれに対抗できそうなのはサトノオーとショウナンパルフェの2頭でしょうか。
400万の中で有力と思われていた馬は、ステラロッサ以外は毎日杯の方に出走するようですので、仮に抽選を通過しても3着以内に入るのはかなりの至難と思われます。
■毎日杯(フルゲート18頭)
レッドデイヴィス(浜中)
トキノゲンジ(安藤光)
(1000万以上=2頭)
アルティシムス(秋山)
サンビーム(佐藤哲)
スマートリブレ(松山)
スマートロビン(武豊)
デスペラード(後藤)
トーセンレーヴ(リスポリ)
ボレアス(藤岡佑)
(900万=7頭)
<以上の9頭は出走可能>
900万以上の9頭のうち、レッドデイヴィスはクラシックの出走権がないため、収得賞金で皐月賞に出走可能な馬は1頭もいません。
従って、2着以内に入るのが絶対条件ですが、有力馬がスプリングSに回ったため、比較的手薄なメンバーになりました。
【400万の以下の馬は抽選=9/21】
アイルトンバローズ(○○)
アストロロジー(岩田)
インプレザリオ(横山典)
エチゴイチエ(三浦)
カグニザント(横山典)
カピオラニパレス(池添)
カフェラピード(松岡)
ガリレオバローズ(○○)
カルドブレッサ(川田)
ゲットハッピー(○○)
ゴールドブライアン(○○)
コティリオン(小牧)
サイドアタック(内田博)
スーサングレート(和田)
スクウェルチャー(○○)
テイエムドンマイ(古川)
トーセンマルス(吉田豊)
ハンドインハンド(○○)
プランスデトワール(蛯名)
マイネルメダリスト(○○)
リヴェレンテ(○○)
400万の21頭は、抽選で9頭が毎日杯に出走可能ですが、仮に抽選を通過しても、2着の場合は皐月賞の出走は確定せず、抽選対象となります。
見どころは、900万の7頭の力量比較です。注目は2戦2勝のトーセンレーヴですが、他の6頭も力量的にも血統的にも差はなく、騎手と1800mの距離適性が左右するように思います。
また、400万の中にも、アストロロジー、エチゴイチエ、カピオラニパレス、カグニザント、コティリオン、サイドアタック、プランスデトワールなど、注意すべき素質馬が多数います。もし、これらの中で抽選を突破する馬がいれば、その運に賭けてみたいところです。
■フラワーC(フルゲート18頭)
アフロディーテ(横山典)
イトククリ(北村宏)
クラウンリバー(北村友)
コスモバタフライ(○○)
サトノフォワード(秋山)
サトノフローラ(内田博)
シナル(三浦)
セイルアゲン(吉田隼)
トレンドハンター(岩田)
ハッピーグラス(後藤)
ハブルバブル(リスポリ)
バレドクール(柴田善)
マイネイサベル(松岡)
マヒナ(蛯名)
マリアビスティー(田中勝)
ミヤジメーテル(○○)
メロウメロディ(幸)
ヤマノラヴ(的場)
<以上の18頭はすべて出走可能>
31頭が登録していましたが、フラワーCから桜花賞まで中1週しかないため、オークス路線に目標を変えた馬が多く出たようです。
上記の18頭の場合も、仮にフラワーCで1・2着に入っても桜花賞には出走しない馬がほとんどだと思いますが、ヤマノラヴや連闘でのぞむハブルバブルは桜花賞に出走する可能性もあるようです。
見どころは、2歳戦で活躍したマイネイサベルと、新馬戦以来となるアフロディーテ、サトノフォワード、サトノフローラの3頭で、いずれもオークスの惑星馬となる可能性があります。
桜花賞はレーヴディソールという絶対の本命馬がいますので、世の注目はオークスでの戦いに移りました。フラワーCはそのチャレンジャー候補の1頭が決まるレースになりそうです。