ハーツクライの快進撃が続いています。先週終了時点でディープインパクトを抜いて2歳リーディングのトップに立ちました。13勝もさることながら、勝馬率の0.524というのは驚異的な数値です。


この10年のファーストシーズンサイヤー(中央)は以下の通りです。


○2000年:ダンスインザダーク(8勝、7/46=0.152)

○2001年:フサイチコンコルド(10勝、9/28=0.321)

○2002年:タイキシャトル(13勝、11/34=0.324)

○2003年:エンドスウィープ(17勝、16/41=0.390)

○2004年:フレンチデピュティ(22勝、20/56=0.357)

○2005年:アグネスタキオン(27勝25/65=0.385)

○2006年:アドマイヤコジーン(13勝、11/27=0.407

○2007年:シンボリクリスエス(18勝、18/68=0.265)

○2008年:キングカメハメハ(25勝、23/86=0.267)

○2009年:ゼンノロブロイ(18勝、15/65=0.231)


上記のように、2005年のアグネスタキオンの数値が際立っています。25頭が勝ち上がり、合計27勝を挙げています。ちなみに、サンデーサイレンスのファーストシーズン(1994年)は(30勝、20/32=0.625)というとんでもない数値を残しています。


サンデーサイレンスは別格として、ハーツクライアグネスタキオンの記録を超えることができるでしょうか。残り3か月ですが、今の勢いならば可能性はあるように思います。